めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

産後に優しいとうもろこしのスープ

2014-07-16 | 薬膳&食療(野菜)
とうもろこしの美味しい季節になりました。



旬に関係なく色んな野菜が並ぶスーパーでも季節はずれのとうもろこしは無理なようで

夏メニューの撮影に苦労した覚えがあります。

黄色い粒だけでよければ冷凍コーンがあるのに、芯からもよいダシが出るので芯も欠かせなかったのです。



さてさて“とうもろこし”

薬膳を勉強するまではとうもろこしと言えば「焼くに限る!」なんて思って焼いていましたが、もうどれくらい食べてないだろう…焼きとうもろこし

「茹でると薬効たっぷりのゆで汁を美味しいスープにして、体への負担が少なく吸収しやすく摂取できるので」

と言うのはタテマエ

茹で汁で作ったスープが美味しくて♪

つきっきりで焼くのとは異なり、放ったらかしで茹で上がるのもありがたい♪

それに、内側の薄い皮やヒゲも一緒に茹でれてよいダシになる! 

さらにさらに、とうもろこしのヒゲは利尿作用のある生薬の材料になります。




夏になると浮腫みやすくなる人は、水分代謝を担当する脾の機能が落ちている可能性があります。

夏バテも脾の機能低下が原因であることが多くて

そして、産後も脾の機能が低下しやすい!



じゃあ、とうもろこしを食べよう!

は、元気な人のやること。

ちょっとお疲れの人やむくみ症状のある人は、ゆで汁のスープがオススメです。



とうもろこしには脾を立て直してくれる効果もあるので、脾の機能が落ちてむくみ症状がある人にはピッタリなのです。



何より美味しいから我が家では大人気ですけどね~

季節の味覚をしっかり堪能して夏を快適にのりきりましょう!
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