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めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

スカーフを見るとおもいだすぅ~

2007-02-03 | 中国的
昼間の日差しが暖かい

風さえなければ春っぽい感じがする日が多くなってきた。

先日出かけたついでに駅ビルをぶらぶら、、結構春物が多くて色鮮か

春らしく、スカーフがたくさんだ~ マネキンもおしゃれに首にスカーフを巻いて、、、 そういえばスカーフってこうやって使うものだったな

中国に留学中初めての春を迎えた時の事、、

風がすごく強くて、砂埃が飛んできて痛くて、目も開けられなくて、髪はぼさぼさで、もうひたすら驚いたんだけど、その自然のパワーよりも、もっとショックだったのが、

人々がスカーフで顔をすべて覆って歩いているという事。

主に女の人(特におばさん多し)なんだけど、てるてる坊主状態から、前から飛んできたのが顔でひっかかったの?って状態等かぶり方は人それぞれ

でも、色柄物のスカーフから透けて見える顔はみな同じ

ぶ、不気味~

中国化しても、アレだけはやるまい  と思ってたけど

3年目の春、ついにスカーフを買う事を検討するにいたってしまった。

だって風が本当に強いのよ そして、砂埃これまた想像を超える量で、髪を洗面器のお湯で洗うと、お湯の色が変わるくらい。

買うと決めたらなるべく変でないように と、道行く人をじっくり観察してみた。

うーん、やっぱり赤色はコワイわ。 柄物もねえ、、、

という事で落ち着いたのが、うすーい水色。

これで私も中国人に一歩近づいた??

そしてそのかぶり心地は、、



結構快適でした
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2重窓の使い方♪

2007-02-01 | 中国的
中国の東北地方で生活していたころ

部屋の窓は、2重になっていて窓と窓の間に7~8cmの隙間があった。

暖かく窓を開けたいような季節は、窓を交互に開けると風も弱まり、砂埃も直接飛んでくることがなくとても便利だった。

そして、その効果を最大限に発揮する冬は、防寒はもちろん、結露(&凍結)防止に大活躍。

そしておまけの冷蔵庫機能  ガラス張りの温室ならぬ、冷室といったところか?

とにかく冷蔵庫そのもので、外側の窓にひっつけようものなら凍ってしまうというすごさ

キッチンは2重でなかったので、窓際に置いているだけでヒンヤリ~

冷蔵庫に入らないような大鍋のスープなんかも、そのまま放置しているだけで

かなり便利だった。

防音効果にも優れているし、よかったなー

出窓をつくるよりも2重窓のほうがずーっと魅力的だ


でも、笑えたのが、立て付けが悪いのか?鍵をしめるのに結構力が要って、しばらく鍵をしめずにいたんだけど、ある日隙間風が気になってがんばって鍵をしめたのだ。

すると、、、もっとすごい勢いで隙間風が

ななななんで

よく見たら、ぴっちり閉めすぎて左右の窓の前後の重なり部分に隙間が

ええーっっっ

仕方ないので隙間にいろいろと詰めて、ナントカ大丈夫かな?となったけど、今度は開け閉めが簡単にできないので冷蔵庫としての機能がつかえな

結局鍵はしめないことに決定

カーテンで隙間風が入ってこないようにしていた。

停電、断水、水漏れに始まり、壁の漆喰が剥がれたり、水道管が破裂したり、天井が落ちてきたり、ガス湯沸かし器が設置直後の試運転で炎上したり、、、

いろんなことがあって刺激的な毎日だったわ



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量り売りだから

2007-01-13 | 中国的
中国では、日本のように1パック○○円と言う売り方より、量り売りがほとんど。

ほうれん草や、白菜、大根、キノコ類、ジャガイモ等野菜に、果物もすべて量り売り。

値段は500gごとの値段なので、はかりを見て売り手が暗算で計算する。結構はやい!

でも、やっぱり細かい計算になると面倒なのか?沢山買わせたいのか?こちらが5個でいいやと思ってはかりにのせて、あと30gで1キロとかになると、勝手に足したり、私が選んだ小さめのを、勝手に大きな物とかえて1キロぴったりにしたりする事がある。

私は大きさで選んでいるのではなく、美味しそうなのを選んでいるのに、、、

と、不満に重いつつ、ぴったりになると勢いに押されてそのまま引き下がってしまう。

一度卵を買った時に、550gだったので、計算してちょうどの小銭を用意していたのに、おじいさんが卵を1つ小さめのと取り替えて、500gピッタリにしてしまった。

私が、“小銭ピッタリ用意したのに”と言うと、

“500gピッタリになったんだぞ!一度取り替えただけでピッタリになったんだぞ!それでいいじゃないか!”

と怒ってしまったのだ。   ええ~

仕方なくそのまま買って帰ってしまった。ほめて欲しかったのかなあ???もしかして。


またある時、桃を選んでまた中途半端な量になったので、売り手の女の子が桃をとっかえひっかえしまくって、結局私が選んだ5個の桃はすべて取り替えられてしまった事があった。

さすがに“そんな事するならもういいわ。いらない” 

と言って買わなかったけど。

自分で選んでピッタリになったときはやっぱりうれしいので、卵売りのおじいさんはやっぱりほめて欲しかったのかな~  おじいさんゴメン。でも私も小銭がちょうどピッタリあったのよ!

こんな買い方に慣れてしまうと、日本での買い物がすごく納得いかなくなってしまう。

特にブドウとか、1房で売られているのを見ると、“ずいぶん差がありそうなのに”とか思ってしまう。

だから、スーパーでどれが重いかさぐっている人を見ると、とても微笑ましくおもえてしまうのであった。

その気持ちわかります、、、、

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私は何処の人?

2007-01-12 | 中国的
中国に留学し始めの頃、中国語が流暢でない為か、買い物した時なんかによく、

“あんた何処の地方の人?”


と、聞かれていた。なんと答えて良いかわからず、また日本と言って良いのかどうか??と悩みつつ、結局適当にあしらって特に答えずにいた。

そのうち同級生の意見を参考にして、韓国とか、南方とか、色々その場限りの適当な答えでしのぐようになったけど、聞かれるたびにやっぱり少しドキドキ

外国人だとばれていて特別に聞かれるのかな?と思っていたけど、どうやら日本と同じで“なまり”があると思われているらしい。と言う事に気付いてからは、何の緊張も無くなって、その場限りの嘘を楽しむようになった。

人によっては、“そのなまりは~でしょう?”とか、“その顔つきは~だろう?”とか自信満々に聞いてくる事もあり、そんな時は素直に?そう言う事にしておく。

でも、たまに“そうか!俺と同郷だよ!”と、超地元話しを始められる事もあり、冷や汗たらたら、、、一度は“でも、引っ越しばかりの人生だから、、、”と、逃げた事も

面白いのが、みんな何度も聞いてくる事。何度か通っているのに、その度に聞く人の多い事!

それだけ人が多くて覚えてられないのか、そもそもその場限りの会話で大して関心が無いのか、とにかく何度も何度も聞かれて、しかも自分で統一していなかったから、


ええと、、、あなたには何処と言ってましたっけ?”


と、逆にこちらが聞きたくなる様な状態になってしまった。 反省

一番笑えたのが、行きつけの果物屋さんのおじさんに、ずいぶんたってから2度目に聞かれた時。

おじさんが急に、“それで、きみはシンガポール人だっけ?”

と聞いていたのだ。今までに色々と言われてきたけど、シンガポールは初でビックリ

すると、オバサンが“違うわよ、確か、香港じゃなかったっけ?”

と。ホンコンですか?

その時はさすがに即効否定して、その時マイブーム?だった“朝鮮族よ”と言う事にしておいた


こんな私でも、現地の学生や先生からは、“すっごい典型的な日本人顔”なんて言われていたんだけどな~

ああ、不思議
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ちょっとおじょうさんっ

2007-01-04 | 中国的
中国では、モノの値段を見ず知らずの人によく尋ねられる。

“あら?あんたこの上着いいわね~いくらだったの?”とか、“その靴いくらだったの?”とか、突然聞いてくると同級生に聞かされていたので始めはかなり驚いていた。

けど、そのうち自分も気になるようになってきたのだ。“あ、あの服かわいい!どこで買ったのかな~?”等と、聞きたくて聞きたくて仕方ない。聞いた事は無いけど。

きっと、定価があってない様な感じだし、根切り交渉は欠かせないから聞くんだろうな。

まだ学内の寮に住んでいたときの事、、、

私は市場で白菜を買って、寮へ戻る途中だった。その頃学内は、一般人も出入り自由でいろんな人が散歩をしたり、通り抜け道として使ったりしていた。

向かいからやってくるおじいさんが、“ちょいと、ちょいとお嬢さん”と声をかけてきたので、“道を尋ねられたらど~しよう!私この辺の土地に詳しくないよ~”とドキドキしながら立ち止まった。するとおじいさん、

“その白菜いくらだった?”

と聞いたのだ。“は?白菜???○○元でした”と答えると、

“ホォ~そうかあ、○○元ねえ、○○元”とつぶやきながら去って行ったのだ。

あーなんかすっごい所帯染みた感じ



実はこの時、私は始めて手持ちの物の値段を人に聞かれたのだ。同級生はみな“服の値段をよく聞かれるの~”なんて言ってたのに。

何故白菜??


確かにいい服着てないけどさっ だからって、白菜?


なんだか一気に年をとった様な気分。

まあ、それ以降はまんべんなく服や帽子、日傘、等も聞かれたので良しとしよう。

相変わらず手にぶら下げている果物なんかも聞かれたけどね~


会話必須の買い物が懐かしい、、、




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モノの値段

2006-12-27 | 中国的
中国で買い物をする時に値段交渉は欠かせないとよく言われるけど、

日本で数少ない値段交渉を体験した事が無い私は、マッタクの初心者

それに、私のいた所は観光地でもなかったので特に値段交渉はしなくてもぼったくられると言う心配は無かった(ハズ)。

それでも、地元の人を観察していると市場で野菜を買ったり果物を買ったりする時に“少し安くしてよ”等と言ってる人がチラホラ

たいてい、売り手は不機嫌な顔をする。“もうけなんてほとんど無いんだから”等と言い返してくる。確かに安い。たとえ売り上げの半分が利益だとしても、一日にいくら稼げるのか?

安くしてもらっている人をほとんど見かけた事がないので、私もあえて交渉を試みなかった。

ところが、ある日ほぼケンカ状態で言い合いをしながら交渉をしているおばさんを発見!

すご~い!両者気合い満々。迫力満点。

どうなるんだろう??としばらく見ていると、、、、


オバサン  “だって小銭が無い(足りない)んだもの”

売り手   “なんだ。だったらいいわよ”


と、すっごくあっさりと合計2元の代金を1、8元にしてしまったのだ。

お互い何の恨みも無いどころか、もうニコニコしてるし、、、


へぇ~  ナルホド


後日、果物を買う時に試してみた。合計で5、1元と言われたので、5元じゃダメ?と聞いてみたら、やっぱりものすごい剣幕で抗議してきた。

ひょえ~ コ、、コワイ

おそるおそる “小銭が無いの。後50元札しか無いんだけど、、、”と言うと、


“なーんだ!だったら早く言いなよ!1角くらいでそんなにケチケチしないって!”


と、コロリと態度が変わり5元にしてくれたのだ。

でも、なんだかスッキリしない。嘘をついたからなのか? たかが1角の事なのに

それ以来、本当に小銭が無いとき以外はその手を使うのをやめてしまった。そして、モノを買う時に自分で納得した値段ならそれで良い事にしてしまったのだ。

日本でも、スーパーの特売があって、一番安い値段(底値と言うらしい)でしか買わない節約家もいるらしいけど、野菜や果物の場合は大きさや鮮度、美味しさがその時によって異なるので、私は商品と値段を照らし合わせ、納得したらその値段で買うようにしている。

そうするとなんだかとてもいい気分なのだ。

一番の希望は量り売りしてくれる事なんだけど、人件費を考えると日本では難しいのかな?

野菜を量って値段シールをつけてもらう為の行列が今となっては懐かしい

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中国語のすごさ

2006-12-21 | 中国的
中国語ってすごい!

外来語を全部漢字に変換してしまうのだから、、、外人の名前もすべて漢字表記!

“伊利沙白” と言う名前の私の大好きなメロンがあるんだけど、特に何の違和感も無くそう言う名前なんだろうとずっと思っていた。

だけど、ある日突然ひらめいたのだ。 いーりーしゃーばあい→ エリザベス 

絶対そうだ!絶対そうに違いない!!と興奮気味の私は、日本に留学経験のある先生に聞いてみた。やはり。エリザベスの事らしい。

中国語は、意味で漢字を当てる場合と発音で漢字を当てる場合があり、エリザベスは発音重視。

発音もちょっと無理があるんじゃない???と思う事が結構あったのだけど、、、


ある日実習先のとなりの部屋にドイツからの短期留学生が来た。中国人の学生で英語が得意な子が通訳を務めていた。

私はそのドイツからの留学生をちょっと見学に?行ったのだ。結構カッコイイ

せっかくなのでちょっと国際交流する事に でも、悲しいかな英語をしゃべろうと思っても自然に中国語が口から出ている。ああ、、、

相手の話す英語を理解し、英語で答えているつもりが実が口から出ているのは中国語

それでもがんばって英語で話した。カタカナ発音気味なので、けっこう「????」って顔される事が多く、そんなときは意識してイントネーションをハッキリさせて言うと通じたりしていた。

すると、通訳の中国人学生が私に興味をもち日本の事をいろいろと話題にし始めたのだ。中国語で。ワタシも中国語で答え、しばらく宮崎アニメについて語ってしまった。

ドイツの彼が輪に入れないではないか!!と気付いたワタシは、その彼に“ゴメンねー、今、日本のアニメの話しをしていたの”と言おうと思って、なんと、アニメの事を


アニメーション


と言ってしまったのだ。当然相手は“???”である。またイントネーションかあ、、と思い、はっきりと大きな声で


 あにめいしょん   



と言った。でも相変わらず理解不能な様子。通訳の子に中国語で“カートンよ、カートン”と言ったら、なんとドイツの彼までいっしょに

“おおー!カートゥーン”    とうれしそうに言ってるではないか!!

ああ  そうだった、、、アニメーションは英語ではなかったよー


周りに日本人がいなくて良かった

中国語の当て字の発音って実は外人にはわかりやすい,より正確に近いのかもしれない、、、カタカナ英語よりはよっぽど使えるのかもしれない。

と、改めて見直したのでした。


いやー それにしても、今思い出しても顔が真っ赤になりそうだ!!

英語もがんばろう~

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中国でスイカを買う

2006-12-19 | 中国的
季節外れだけど、大好きな果物について少し


中国では、夏になると小型~中型トラックにスイカをゴロゴロ山盛りに積んで道ばたでスイカを売っている。

スイカ大好きな私にとって夢のような光景である。

500g単位の値段が示してあり、中を見せます なんて書いてある事も多い。

当たり外れも多く、私は今までに腐った物や、ほぼ真っ白なんてモノを幾度も買っている。

始めの頃は、自分で選んでいたが、そのうちに選んでもらうようになった。そして、ハズレが続いたのをきっかけに中を見せてもらうようになった。

地元の人は、結構中を見せてもらうので、スイカ売りがナイフで三角に切り込みを入れ、蓋を取るようにパカッと三角形のひと欠片をナイフで突き刺し、見せてくれたり食べさせてくれたりする。

中が白っぽかったり、腐ってたりすると新しく選び直してくれるようなので私も中を見せてもらおうと思ったのだけど、、、、

私の前にスイカを選んでもらっていたおばさんが試食して“これ色も薄いし美味しくないわよ。もう一つ別なのを選び直して”と言った。

するとスイカ売りが、“これだけ赤けりゃ十分だろ!いいにおいがしているじゃないか!!”と反論して、両者譲らない。そしてそのままほぼケンカ状態に。

わ、私の順番はまわってくるんだろうか????と思いつつ、悟ったのであった。


いくら中を見せてもらっても“文句を言う度胸と語学力が無ければ意味が無い”ってことを、、、


だけど、明らかに腐っていたらさすがに選び直してくれるだろうと言う事で、しばらくは中を見せてもらっていた。

でも、やはり洗ってから切りたいし、持ち帰る途中に切り口から表面の汚れが入るような気がして中を見るのをやめてしまった。  文句言えないしねー

それ以降は適当に選んでもらい(これはあなたを信頼してますよと言う意味を込めて)、味は家に帰ってからのお楽しみと言う事にした。

まるでくじ引きをしている気分だね   と友達と楽しんでいた。

食べ方は、、、もちろん半分に切ったのをスプーンで独り占め

あまり甘過ぎない方が、水分補給も兼ねれていい感じなのだ。


日本に帰ってからは、毎日一人で半分のスイカを食べるなんて贅沢な事は出来ないのが悲しい

スイカ半分で、ケーキが3~4個買えるもんねえ
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客の立場

2006-12-15 | 中国的
中国では、“お客様は神様です”なんて事は無い。

売り手が“売ってやっているのだ”と思っている事もしばしば。

一度マスクを買おうと思い探して歩いていた時、マッタク理想のマスクが見当たらないので、路上で物売りをしているおばさんに聞いてみた。

“もっと分厚くてヒモに弾力あるのは無いの?”

どうやら彼女は“無い”と答えるのがいやらしい。“何に使うって言うんだい?普段使いでしょ?これで十分じゃない!!”

と、主流のグンゼパンツ(生地がそっくりで、マスクが顔全体を覆うようなのでパンツをかぶっているように見えてしまうのだ。一枚で薄いので鼻や口の形もくっきりとうつる。)型のを差し出す。

これはヒモに弾力が無いのですぐ落ちてしまうからイヤだと伝えると、ムキになって“どうやったら落ちるって言うのよ?”と言ってくるので、つけてみせた。

“ほーら、見てご覧。するっと落ちてしまうでしょ?” と得意げにマスクを返す私に向かって、

“はい、1元ね”とおばさんは言う。“え?だからこのマスクは使えないからいらないのよ”
と答えると、



“あんた、他人が一度つけたマスクを誰が買うって言うんだい??”



と勝ち誇ったようなおばさん。

しまった、、、、、、、、、  そそそそ、、そりゃあそうですけど。

たかが1元(16円くらい)ですけどね。何にも使えやしないのに、悔しいじゃないですか。しかもおばさんとのやりとりを思い出すと、、、、

仕方なく1元払って、グンゼのパンツ(の様なマスク)を買い取りましたよ。

料金2倍になってもいいから2重にして欲しい。って言うと、2枚重ねてつけろと言われそう、、、決して顔が小さいワケではない(どちらかと言うと大きい)私がつけても顔全体を覆ってしまうマスク。

防寒の意味が強いので仕方ないのかな~

今となっては懐かしい話しだ。
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たくましく!

2006-12-13 | 中国的
本場中国で中医に診てもらいたい!!


と言う人の付き添い&通訳をやってきた。

R氏は以前に2~3度お連れした事があり、薬の効果にすっかり気に入られたようで、今回もお供する事になったわけだけど、本当に元気!!

一番始めに会ったときは歩くスピードも遅く、辛そうだったのに、今ではスタスタと歩いていて“あれが食べたい、何が買いたい”と意欲満々である。

確実に私よりパワーがあると思う。

病気自体は進行を防ぐのがやっとで、完治するのは難しいのだけど、基礎体力や胃腸の調子善し悪しで、毎日が快適に過ごせる事になり、生きる事が苦でなくなる。

病院で診てもらい、薬を買うためにまず薬代を払いに行って、人の山を見て思い出してしまった。

私が実習をしていた頃、ちょっと抜け出して薬を買いに行った事があった。

列とも言いがたい列に並び、やっと自分の番が来た!と思い窓口から処方箋を差し出そうとすると、両脇から手を出されて抜かされてしまう。

おじさんおばさん、ねーちゃん、にーちゃんはもちろん、何と、おばあさんおじいさんまで!!みんなが我先にとあちこちから手を出して割り込んでくるのだ。(私が行ったのは比較的すいている午後です。)

皆さん病気持ちとは思えないたくましさ!!

私も肩や肘でガードしながら必死に会計をすませ、薬を受け取った頃にはずいぶん時間が経っていた。実習先に戻ると中国人の学生が一言“ずいぶん遅かったね”と私に言った。

“だって順番抜かしされ続けて、、、もうここで薬かうのイヤ!”と嘆くと、その子は

“君も順番抜かししていいんだよ!”と言った。 え???

 そう言う考え方があったのか!!   おそるべし中国

この割り込みは、昔モノが配給制だった頃の名残らしい。券があっても数には限りがあったので、まさに先を奪い合って勝ち取って得た時代に養った悪い習慣だ と先生はおっしゃっていた。

銀行なんかでならんでいても、後から入ってきた客が私の方を“何ボッと突っ立っているんだ?”と、頭がおかしい人を見ている様な感じで見て、そのままツツツーっと窓口に割り込んだ事がある。

さすがに中で雑談していたお兄さんに笑われ、手招きをしてしまっていた窓口を開けてくれた。

両替のコーナーだったので外国人だとわかったのかな?

いずれにせよお行儀良くまっていたのではなかなか事が進まないのだ。中国人がたくましい理由がわかるような気がする。

今でも時々後ろにならんでいる人が触れたりすると、反射的に肘ガード体勢になってしまう事がある  ここは日本だった!!    


日本の生活って温泉につかっているみたいだ
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