気ままな旅


自分好みの歩みと共に・・

古い郵貯一行日記から何を想い出せるか    9

2015-12-24 22:22:12 | 日記

 目覚まし時計の針を7時にしておいた。 「リリリ~ン」と鳴った。        きょうはこれと言った予定がない。 自分の椅子に座りコックリ コックリするのが至福の時間だ。

 郵貯証書の空白部分を「一行日記」にしたのが5冊もある。全部で100局100場所を訪ねたことになる。このうち想い出深いところを再訪することにした。 どうなるか楽しみに読み続けている。

 No.33  H10/06/19  小布施郵便局 「Aさんからの送別祝いに「北斎美術館」へ。街中は樹の文化を感じる。岩松院で天井絵も観る」と記したる。

ありがとう!!Aさん感謝

 No.34  H10/06/19  戸隠神社前郵便局 「雨の中、山を登る。途中、大久保茶屋の西屋で旨い山菜の天ぷらと蕎麦を食味す。旅館の佇まいがよい」と記している。

 6月末退任を控え、白根山、志賀高原を抜け想いでになるコースを案内をしてくれた。特に志賀高原には学生時代の夏の合宿に青春の忘れられない輝くものがある。

 No.35  H10/06/23  第一生命館内郵便局 「昔に心を馳せるながら散策。脇田和の個展に触れる。レ。ミゼラブルを協会で観る。皇居前のオフィス街はいつ歩いても懐かしい」と記している。

東京の本社にいた頃でも、ほとんど歩いたこのない皇居前の日比谷交差点。堀端の真鯉。GHQ本部、アイスクリームの天ぷらなどが去来した。わざわざ行く所ではないだけに懐かしい。。

 No36 H10/06/29  筑波大学内郵便局 「夏の陽ざしに並木の影は実にきれいだ。今日退任する。留学中に良く娘の頼みで図書館通いをした筑波大キャンパスに向かった。懐かしい一語に尽きる。もう、昔の話になった」と記してあった

会社人生の最後の日を迎えた。 後、一年は残るが・・。図書館で当時の技術レベルでコピーし、Faxで海外へ送信。読めて手助けになったのか、聞いたことがない。父娘ともに頑張った。学内の銀杏並木は秋には素晴らしい憩いをくれたものだ。

 

 これで3冊9編分が終えた。 後、2冊を読み起こして見たい。

終わり


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