気ままな旅


自分好みの歩みと共に・・

いつの世にも、悲しみがある

2019-12-24 23:09:56 | エッセイ
またも、眠れぬ朝を迎えた。
この頃、考え事をするせいかいろんなことを夢見をしたり、計画に浸ったりして時が過ぎていく。だが、穏やかな時間の経過ではない。
永年付き合ってる持病との戦いである。それは痺れと硬直との戦いである。何かに夢中になり痛みを忘れさせて貰わないと前に進まない。

 或る朝刊の記事に母娘の互いをいたわる情愛の記事に触れた。

 ふと、何時だったか、この間、投稿募集に応じたことを思いだした。
残念にも選に漏れたものの未だに心にひっかっている。
投稿原稿の控えを探してみた。
あった。
その記事は東京目黒で起きた。
父親の幼い娘を暴力で殺めた事件だった。
親の厳しい躾の美名の文字に隠れ、過度に線を超えたのに気づかずいるのにもきがつかない。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;この世に悲しきこと多々あれど、これ程悲しきことはない。
     幼い、5歳の女児がこの世で最も信じられる母親に未明の
     午前4時に起き、覚え立ての字で必死に文を考え、許しを
     乞う姿を思うと余りにも残酷で悲しい。
     今の私には何もできない。
     向こう行った時に真っ先に探そう。
     死ぬまで許されなかった母と「許し会える母娘の絆に」
     手を貸しましょう。
     その時は手にお土産を一杯持って、おじいちゃんで良けれ
     ば腕に力強く抱きしめてあげましょう。
     待っていてね。

 悲しいが、5歳女児の必死に考え書いた文が残った。この世の親は、この文をバイブルとして親は子に接していきたいと思う。子の心は子にしか分からないのだ。
いま、この歳を迎え、できるものなら父親業をもう一度やり直したいものだと思っている。
終わり

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