台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

埔里 紹興酒香腸

2009年05月20日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

日月潭とセットで観光するのが定番の埔里(プリ)。日本統治時代より、このあたりの中心で、湧き水も台湾で一番おいしいという場所。おいしい水があれば、おいしい酒も作れるということで、台湾公賣局(TTL)の紹興酒の工場があります。工場のほかに、紹興酒やTTLで作られる製品(最近は、バイオ科学関係の商品とかも多く、オリゴ糖、酢、紅糀関連商品などがよく売れています)地元特産品を販売する建物が有り、いつも観光客でにぎわっています。
ここで有名なのは、紹興酒を使った「紹興酒アイスキャンディー」「紹興酒台湾ソーセージ」「紹興酒蛋」「紹興酒ケーキ」。ここに来たなら、食べても損はありません。

台湾は夜市、廟の近くの小吃屋台、観光地なら、どこからともなく、こおばしい匂いが漂ってくるのですが、それは、「香腸」を焼く匂いです。ソーセージと訳されているのですが、食べると、日本で食べているソーセージとはまったく別の、未体験食感に驚きます。肉は荒挽きで、練りこまず、香辛料いりの味をつけて腸にいれて、しばらく乾燥させて、食べる際に、ゆっくりと焼くのが正しい食べ方。意外と上手にふっくら焼くのが難しいんですよ。

紹興酒入りの香腸は、紹興酒独特の香りと、甘みがあって、お酒が飲めない人でも大丈夫。紹興酒そのものの匂いが駄目な人にはきついかもしれませんが、ぜひ、食べてみてください。台湾中のTTLの工場なら、どこでも売っています。

1本30元。