大師は、「書」の方面でも、魅力的な作品が多い方だそうです。お茶の席に、「書」や「画」は不可欠ですもんね。私は、全然、そちらの方面はまだ入口の門前から、覗いているだけなのでよくわかりませんが、今回展示してあった数点の大師の作品を鑑賞して、本人のお話を聞いた後だけに、その「書」から出てくるパワーを感じました。
正直、これまで、美術館や展覧会で、いろいろな書道家の方の作品を見ることがありましたが、別段、感じることもなかったんです。日本では、今、「武田双雲」さんが、活躍されていて、雑誌やテレビでもよく見かけますが、これと同じ感覚でしょうか。書く人のことを知ってから見ると、感じ方も違うような気がします。
まだまだ見ることを知らないので、少しずつでも機会を作って、感動の出会いをしたいものです。