台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

日月潭 新しいホテル 日月行館

2009年05月14日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

その昔、蒋介石総統が、台湾で一番お気に入りだったという日月潭の湖畔。自分専用の別荘(招待所=行館」)を建てて、年に数度、滞在していたという。台湾全土の風光明媚なところには、必ずある行館。時代は変わって、その行館は、総統や関係者専用の施設ではなく、民間に委託して、レストランや売店になったりしている。

ここ日月潭の場合、1999年9月21日の集集大地震で、建物が被害を受け、取り壊されることに。私が2000年の秋、ここに来たときは、まだ取り壊される前で、被害の少なかった玄関ロビーの奥のベランダから日月潭を眺めたことがある。少し高台になっているので、遠くまで見渡せたような気もするけど、日月潭といえども、普通の湖(正確には、もともとあった湖を電力発電用に少し広げた半人工湖)という印象。船乗り場もまだ今ほど整備されていないし、田舎の観光地のイメージしかなかった。地震の後だったので、がけ崩れの後があちらこちらに見えたらので、なおさら未開の場所の雰囲気があったのかも。

2004年に、この行館の近く(半島みたいになった部分)に、高級リゾートホテル「ザ・ラルー」ができてから雰囲気が変わってきて、全体的にキレイなホテルも建ち始めた。湖の周囲には、もう建てる場所が少なくなってきたように感じるくらい、建物だらけ。湖から眺めると、すごく実感できる。

写真(左の建物で、帆の形みたいな建物)にあるのは、今年2009年オープン予定の行館の跡地に建つ「日月行館」。ドバイの有名な高級ホテルの外見と似てるというので、「ドバイホテル」と言ってる人もいるくらい。値段もドバイのホテルほど高くないらしいけど、1部屋最低でも2食付で5万元からだとか。一番小さい部屋でも50坪以上で、各部屋には、湖を見渡せるプライベートバス付。ラルーと違って、宿泊客以外でも、ロビーやレストランを利用することも可能らしいので、オープンしたら行ってみるつもり。