昨日もさまざまなメーカー、代理店さんの新製品展示会へ。


 ヘルメットのBELLは、夏のフリーライドゲームスの時にもブースで展示されてたリーズナブルプライス&カッコいい「SPARK」がやっぱり個人的注目。


 また、人気のフルフェイスヘルメット「FULL-9」のお手頃価格モデルの「FULL-9 FUSION MIPS」(35,000円/税別)が登場。これは人気でそうです。


 ほか、シマノの新型XTRやただいまワールドカップダウンヒルで注目のコメンサルのSUPREME DH 29"などなど、まだまだマウンテンバイクの可能性の広がりは続くんだと思いました。


 
 現在のマウンテンバイクは、ホイールの規格が26、27.5、29、FAT、プラスなどいっぱいあり、またフレームやフォークのアクスル幅(エンド幅)も135、142、148ブースト、150、157ブースト、FATなど、乱立と言ってもいい状態。あ、ヘッドセットの規格もね。


 また、今回発表されたシマノの新型XTRの12速のカセットは専用フリーボディなので、今までの11速までのフリーボディとは互換性がなく、リアハブをXTRで揃えるか(高性能です)、ホイールやハブメーカーから互換性のある製品が登場するまで待つことになります。これはSRAMのXDドライブも一緒ですがまあこちらはだいぶ普及したから互換性であまり困りませんが。


 規格や互換性については各メーカーそれぞれの思惑があるだろうけれど、やっぱりライダー側の立場からするとある程度統一してくれた方がいいなあ。



 いまだに進化し続けているマウンテンバイクのハードウエア。


 でもマウンテンバイクという世界の主役はライダー。当たり前です。


 ライダーがいなきゃバイクもパーツもギアも売れません。ライダーを軽視したマーケットはあり得ません。軽視はしていないだろうけれど。



 ライダーはパーツの性能や機能、デザインはもちろんですが、想像力を働かせてそのアイテムを通して先に見える物語を見ようとします。


 このバイク乗ったら、このパーツに交換したら今よりもスゲー走れそうとか、このヘルメット被って、このウエア着て走っている自分を想像します。その想像にときめきます。いろんなイメージが膨らみます。ときめきやイメージが膨らませられるほどそのアイテムは「いい製品」なんだと思います。


 そんな想像力に働きかられるアイテムがライダーと融合し、そして健全でライダーファースト、だけれどかかわっている人みんながハッピーな世界をつくれるんだと思います。




 最初はもうちょっと毒に満ちたこと書いたのだけれどやっぱりやめました。毒はご想像にお任せいたします(笑)。