広島で芝居を楽しむためのブログ

広島での観劇レビューや日々思うこと徒然と。芝居で生の驚き、生の迫力、生の感動を多くの人に知ってもらいたい。

前売券派が当日券を買うとき

2005年03月08日 | 舞台について
いくら強固な前売り券派であっても当日券のときがある。
行く決心がつかないとき、日程が合いそうにないとき、
バイオリズムが下がっているときなどである。

芝居好きといえでも趣味、嗜好に合いそうにないものは
やはり敬遠したい気持ちがどうしても強くなる。
その公演のチケット代が高額ならなおさらである。
行くか行かないか、それが問題だ・・・。

また、日程調整が微妙なときが確かに存在する。
仕事が入るか入らないか、まさに微妙。
プライベートであればぶっちぎるのであるが
ビジネスとなるとそうは行かない。
日程を押さえられればあきらめもつくが
どっちつかずが一番たちが悪く、精神的にもつらい。
ビシッと断る勇気があれば楽なのだろうか・・・。

そして、最後がバイオリズムが下がっているときもある。
どうも仕事もプライベートもいまいちノレない。
公演は一ヵ月後なのだから購入しちゃえばよいのに
チケットセンターのある街中まででるのすら億劫になる。
沈んだテンションあげる方法が確立できれば・・・。

一番の問題は、広島の場合、相当な話題のある舞台でないと
ほとんど当日券が存在している。
そのため、チケット争奪への緊張感がない。
最近で完売御礼の記憶にあるのが「ロミジュリ」ぐらい。
蜷川そして藤原のツートップで押し切ったとみている。
だから、「当日でもまぁいっか」って思っちゃう。

でも期待してない当日券の方が
「当たり」が多いのはご愛嬌といったところだろうか。

蛇足でひとつ気になるのは完売御礼の場合
舞台スタッフや担当者たちに「大入り袋」が
でているのかどうかという点である。
落語や相撲ではでるらしいが
西洋生まれの芝居にはそういった風習はないのだろうか。

でも、売れ残りのくせにちっとも安くなく
逆に高い当日券て、いったいなんなのだろうか。