シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

出雲路センチュリーライドのご報告 その1

2012-09-12 01:24:30 | イベント参加

 2012年9月9日の朝は、曇り空から朝日が顔を見せて明けました。前夜までの天気予報が島根県東部はほぼ雨という事だったので、いささか不安を抱きながら眠りについたのですが、松江の定宿となったビジネスホテルの東向きの窓から差し込んだ光が期待とともに目を覚まさせてくれました。いつもなら9月の中下旬に開催されていたこのイベントが、どういう訳だか九月の上旬の日曜日の開催となり、前日の土曜日の仕事が外せない僕は前日の夜に松江入り。その為にイベントへのエントリーも当日の朝にしなくてはなりません。
 6時前にホテルを出て、出発地点の松江イングリッシュガーデンに向かいます。新大橋をくぐって宍道湖畔の遊歩道に出ると、背後に朝日が見えました。


 「これなら一日持つかもなぁ~」
 期待の持てる風景を写真に撮りまして、先へと進みます。途中のローソンで水の確保。6時15分頃にスタート地点に到着しました。ついてみると目立つ大王様のジャージが・・・(^^) センチュリーランを走る会のメンバーと久々の再開です。なにせ今年はロングライドのイベントを一本も走っていないので、会う機会がなかったのであります。とりあえず誓約書にサインをしましてゼッケンをいただきます。今年は521番でした。6回目の参加ですけど500番台っていうのは初めてですねぇ~(^^) それだけ参加者が増えたようですね。今年のエントリー者数は632人だったそうです。
 
 さて、7時になりました。出走前のブリーフィングの時間です。主催者からコースの説明などを受けます。今年はここ数年大きな変更のなかったコースに久々の変更が加えられたようでした。主にはCP1からCP2へのルートで森林公園ののぼりが回避されたこと、CP3からCP4の途中で大橋川を渡るポイントが新しい「だんだん大橋」(縁結び橋)に変更になったこと、そして大根島のCP4での折り返しがなくなり、大根島横断ルートに変わったこと、最後にCP4からCP5の野波への山越えがなくなり、野井を通る海岸沿いのルートに変更されたことなど。事前に地図を見てればわかる話なんでしょうけど、地図を見ながらお話を聞くとイメージを持てるのであります。
 但しそのイメージが現実に即したものであるかどうかは別問題なのでありますが・・・。
 
 ブリーフィングのあいだじゅう頭上をぶんぶん何かが飛びまわっておりました。どうやら写真撮影用のラジコンヘリだったようです。いろんなものを繰り出してくるねぇ~(^^)
 あとは「雷で人死にが出てるから注意しましょうね~」とか、「雨男なので降ってきちゃいました」とかのお話が続きまして、聞かせてもらってもどうしようもないじゃん!といった関西人的な乗り突っ込みも交えつつ、7時30分のスタート時刻を迎えたのであります。
 
 この大会はマスドスタートではなくて小グループごとのスタートとなっております。速度の遅い僕は当然後ろの方からのスタート。脚の速いメンバーとは「じゃあ、またどこかの大会で」とお別れのご挨拶を済ませての出走であります(^^)
 
 小雨の降る中、まず向かうのは第一CPの割烹温泉ゆらりASです。そこに至るまでには大小20の尾根を越える通称のこぎり道を越えなくてはなりません。結構脚に来る道なので、ここはマイペースで走りたい。とはいってもまだ集団がばらけていないのでなかなかマイペースというわけには行きません。特に下りはそうです(^^)
 こののこぎり道も6回目ともなると慣れてきて、何となく走り方が解ってきました。加えて、最近は毎日上り坂でトレーニングしているせいか、何となく登れてしまう(^^) 脚の使い方が解って来たようで何となく嬉しかったりします。それでも速く登れるわけではありません。あくまで自分なりの登り方ができるようになったというだけのことです。
 坂道というといろんな方がおられますが、今回もいろんな方を見かけました。奥さんらしい方のお尻を押して登っておられる男性。強っ!かと思えば右脚だけでペダルを回して登っておられる方も。びっくりしましたし、正直感銘を受けました。掛け値なしですごい!と思います。
 というわけで、8時45分頃第一チェックポイント到着です。
 
 



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