シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

ロードレースは難しい(^^) 前篇

2012-07-02 02:15:37 | Weblog

 別にロードレースに参加しようとか、ロードレースで勝ちに行こうとか、そういう事ではありません。まぁ僕の書く文書ですから「そんなはずはないよなぁ」と思われた方は正解ですね(^^)
 本日のお題は日本でロードレースを開催し、定着させることの難しさについて考えてみようというものです。
 まずは開催することそのものの難しさです。ロードレースは公道を使用する場合とクリテリゥムのように閉鎖されたコースを周回するものがあります。同じようにトラックを周回する競技には競輪がありますが、レースの面白さという点では公道を使用する場合に比べてやはり見劣りがしますよねぇ。「グルグルグルグル、ハツカネズミみたいに同じところを回っているのを見て何が面白いんだ?」っていう観客の声が聞こえてきそうです。
 となると、やはりロードレースは公道で、という話ですよね(^^) ツール・ド・フランス、ジロ・ディ・イタリア、ブェルタ・ア・エスパーニャ。グランツールはどれも美しい風景を背景に繰り広げられています。日本にもヨーロッパに負けないくらい美しい風景が広がっているので、その点は間違いなくヨーロッパには負けてはいないでしょう。しかも日本の道路の舗装技術はヨーロッパに比べて格段に優れており、ロードレースにとってはこの上もなくよい条件を提供してくれるに違いありません。但し、使わせてもらえればの話(^^)
 そう、問題は公道を使わせてもらえるかどうかという点です。サイクルロードレースは、180キロくらいの距離で争われます。これはロングライドイベントで設定されているコースを使えば何とかなるでしょう。ところが、これらのロングライドイベントの場合、どうしても地方の幹線道路を使用せざるを得ません。そしてその道路を占有使用することは、交通事情からとても困難なことです。まず日本でのロードレースの開催はまずこのハードルを越さなくてはなりません。そしてそれはとても難しいことなのだと思います。