昨日の「金星の太陽面通過」。ご覧になった方もおられるかもしれません。僕は見られませんでした(^^)
ちなみに今から100年以上も昔、明治の初めに起こったこの天文現象を観察するために世界各国から観測団が日本に訪れ、当時の日本に様々な観測技術を伝えてくれたのだそうです。科学技術史においては「科学の黒船」と呼ばれる出来事だったそうです。この時にもたらされた技術の中に経度緯度の測量技術があったということで、日本にとってもとても重要な機会であったと言われています。
この時日本が観測地点として選ばれたのは、気象条件などの観測条件に恵まれていたからなんだそうですが、この天体現象が日本の科学技術の発展に大きく寄与したことは間違いのないことのようです。
僕たち自転車のりにしても、この測量技術に多大な恩恵を受けています。そう、地図ですよね(^^) あちこちに走りに行けるのも地図があればこそです。天文現象と自転車、寒池なさそうで実は深いところでつながってるんですねぇ(^^)