静岡県静岡市にある駿府城跡(別名:府中城)に登城しました。
駿府城は現在天守はなく主には堀や復元された
東御門や巽櫓(たつみやぐら)などがあります。
駿府城の天守は、1896年にすべてなくなっていて、(そのころには天守台のみで
建物自体はなくなっていたそうです。)詳細な資料がなくので本当の天守が
どのようなものであったか絵などを元に想像するしかないようですが
東御門・巽櫓の中によく出来た模型と図が展示されていました。
あくまで想像でしかないのですが、駿府城の天守はとてもめずらしく
四隅に二重櫓が建てられ、四角に囲まれた壁のなかに天守があったようです。
天守がすっぽりと壁に囲まれているということになります。とても珍しいです。
天守が囲まれているということは、戦闘のみの天守ではないということです。
この天守や櫓に住まう機能があったのでしょうか?
そしてこの模型から想像するとかなり大きな天守であったことが伺えます。
デザイン的にはどこかの城に少し似ているような感じもありました。
当時の大工頭が江戸城、二条城、名古屋城を担当していたということで、なにか共通な
ものを感じるのかもしれません。
江戸城天守を見たことはないのですが江戸城天守想像図になんとなく似ているような。
(実際のところはわかりませんが、)
駿府城跡は現在公園となっていて市民の憩いの場ともなっているそうです。
天守台等もないので広い敷地になっていました。
公園の中には徳川家康の銅像もひっそりとありました。
まだまだわからない事が多い駿府城ですが
今後の研究がすすんでいくと、今考えているよりももっと凄いお城であったことが
伺えるような気がしました。
影武者 徳川家康 と言う小説を読んだ後に。
大河ドラマみたり小説読むと因んだ場所に行きたくなります。
こんにちは。
やはり小説などを読み下地をつくってから登城すると面白さがUPしそうですね。
現在では、坤櫓を復元してるので完成したらまた訪問してはどうでしょう。