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好きなものをもっと愉しむ「人生の達人」を目指す ゆっくりブログ

奈良井宿

2011-09-27 | 建築

塩尻市にある「奈良井宿」を観光しました。



奈良井宿は、中山道34番目の宿場。
重要伝統的建造物群保存地区として指定されています。
この街道に一歩足をふみいれると千本格子や軒灯が美しく、
まるで江戸時代にタイムスリップしたような感じです。







(知らずに訪問したのですが)奈良井宿は現在放映されているNHKドラマの
撮影地として採用されたようで多くの観光客の方でにぎわっていて
特にご年配の方の勢いが凄くて、その情熱に圧倒されてしまいました。
(江戸時代もこのような活気があったのでしょう)




それでも時間が経ち夕方近くになると、観光客がすっと減りはじめ
日も傾き少し薄暗くなると(眩しくて見辛かった)
建物からせり出した庇や梁がよく見えるようになりました。
ゆっくり観察すると各建物で特徴があったり、ちょっとした主張があったりと
とても興味深かったです。







意外なポイントが。
丁度、郵便局の車が建物脇に止まったときに
真っ赤な自動車と黒くすすけた外壁がとても良い雰囲気なのです。
郵便局員の方の黒っぽい制服もねらったようにマッチしていました。


「奈良井宿」今回は日中の訪問でしたが、
機会があれば夜の薄明かりがある街道も見てみたいと思いました。

お住まいの方は大変だと思いますが、雰囲気をずっと残しておいて欲しい
すばらしい街道でした。











松本城

2011-09-21 | お城・天守

長野県松本市にある「松本城」(別名:深志城 ふかしじょう)に登城しました。
2日間滞在し、快晴と曇りの松本城を見ることができました。



現在、外壁の改修工事をおこなっていて
足場や養生シートが掛かった状態になっていましたが、天守閣には
大きく影響がなく、美しい姿を見ることが出来ました。

松本城の天守閣の構造は、「層塔型の5重6階」の木造。
寄棟を積み重ねていく(塔のような)層塔型のスタイルになります。

松本城の天守閣の面白いところは
お堀の南面から天守閣をみると屋根勾配も少しゆるく見えて
まるでどっしりとした「望楼型」にみえ、
中庭の東面からみると、上に伸びるようにスラッとした
「層塔型」であることがよくわかります。

文章だとわかりづらいので写真で比べてみます。

どっしりと見える堀のある南面からの天守閣


スッと上に伸びるように見える中庭の東面からの天守閣


同じ天守閣なのにどっしりと見えたり、スラッと見えたりとても面白い天守閣です。
写真では気が付きませんでしたが実際に天守閣に近づくと、この特徴がよくわかります。

この破風が目の錯覚を起こさせて、スラっとした「層塔型」の松本城を
まるでどっしりとした「望楼型」のように見せているようです。




石垣は、自然の石を積み上げていく「野面積」です。
松本城の天守閣部分は、勾配が緩く反りのない低い石垣でした。
シンプルなスタイルです。





天守閣内は、現存する木造12天守閣の1つだけあり
木造の太い梁や柱が多用されていました。




白漆喰の壁と黒漆喰塗りの下見板や狭間の
ホワイト&ブラックの外観は、太陽の傾き加減で微妙にかわる表情をみせます。
特に今回は、2日間のうち快晴と曇りの色々な表情の天守閣をみることができました。


曇り空の下で重厚に見える



快晴のもと陰影が美しい。



夜のライトアップで暗闇に更に映える白漆喰と黒漆喰塗の壁。



天守閣からみたお堀の様子、南アルプスを見ることができます。


国宝の松本城。
漆黒の美しい天守閣を楽しめるお城でした。

 

 


第20号 戦国甲冑をつくる

2011-09-18 | 戦国甲冑をつくる

「戦国甲冑をつくる」第20号の製作です。

今号の製作は、「繰締鐶(くりしめかん)」と「草摺」です。

今回の作業は特に大きなものではありませんでした。
繰締綰(くりしめわな)や繰締緒(くりしめお)などを取り付ける項目が多くを占めました。

実際に甲冑に緒を巻いたり、
見た目は地味ですが、甲冑の部分同士を結んだりする重要な作業でした。

今号の完成はこちら。
相変わらず保護シートが汚い感じですが、傷をつけてしまいそうなので
出来る限りつけておきたいと思います。



「CHR-70v3」マークオーディオ

2011-09-15 | オーディオ

2011年9月のオーディオシステムは、スピーカーを変更しました。
アンプやDACは2011年7月に掲載したものと同じにしました。

前回、久しぶりにフルレンジを採用して
フルレンジのシンプルで新鮮な音に少し魅了されてしまいました。

最近話題のマークオーディオより発売されている
10センチのアルミコーンユニット「CHR-70v3」の音を聞いてみたく
麻布オーディオにてシルバーのユニットを購入しました。
価格は、ペアで1万円を切るお得なユニットです。



シルバーのユニットをみると高域が強く出るイメージをもっていましたが
麻布オーディオの店員さんに聞いてみると今回の「CHR-70v3」は、
低音がかなりでるとのこと、少し大きめのエンクロージャーが合うと
アドバイスをもらいました。

「CHR-70v3」のスペックをみると、65Hz~2500Hzのかなりのワイドレンジ。
最近のフルレンジのスペックは素晴らしい物があります。
フレームは、樹脂製。
金属製のフレームばかりみていたので少し頼りない感じもするのですが。
フレームにつく付帯音をきらって樹脂にしているとのこと。

マークオーディオの販売店のHPからのスペック説明を抜粋します。

軽く、柔らかく極限の軽量駆動系 MMs4.14g
設計者Mark Fenlonは限りなく音楽性の高い再生を求めて、
ロングストロークと超軽量駆動系(MMs)の両立を、協力エンジニアに要求します。
CHR70v3は駆動系の徹底的に軽量化に向けて様々な改良をくわえています。
例えば、ボイスコイルのボビンを旧モデルの1000ミクロン厚から
700ミクロンに!
ロングストロークXmax 4.5mmのロングストロークを維持しながら0.5gの軽量化は
担当技術者をもって『ほぼ限界』と言わしめた薄さです。 

T/Sパラメーター(Anechoic chamber LMS V4)
Revc= 7.200 Ohm
Fo= 65.40 Hz
Sd= 5.02K mm²
Vas= 5.17 Ltr
Cms= 1.441K uM/N
Mmd= 3.90 g
Mms= 4.10 g
BL= 4.20 T·M
Qms= 2.66
Qes= 0.69
Qts= 0.55
Levc= 32.44u H
No= 0.20 %
SPLo= 85.4 dB
Power= 20 watts (nom)
X max= 4.0-mm (1 way)


かなり気合の入っているユニットで有ることがわかります。



エンクロージャーを考えなくてはと思っていたところ
ネットオークションにて丁度良さそうな完成済みのエンクロージャーを発見。
制作するのが少し面倒になってしまい、こちらを購入してしまいました。

トールボーイタイプのエンクロージャー。
ダブルバスレフになっているそうです。 側面などを叩いてみると頼りない感じが
ありますが見た目が綺麗なのでこれで進めます。



早速を「CHR-70v3」を取り付けて試聴です。





はじめの音は、イメージ通り高域が強調されている感じです。
2日目くらいから麻布オーディオの店員さんの言うとおり低音が結構でてきました。
エンクロージャーの補強がすくないのか低音にボヤ付きがありますが想定内なのでOK。

大きな変化が起こったのは1週間後くらいでしょうか。
明らかに高域の強調がなくなりシルキーに!
そしてユニットから出てくる音がとにかく凄くいい。
フルレンジの新鮮さとワイドレンジの情報量のバランスがいいです。

マークオーディオのユニットを初めて使いましたが
「CHR-70v3」すごくいい!! 
かなりお勧めです。(宣伝みたいになってしまいましたが)
価格、性能、試聴感覚、雰囲気、好みのイメージに完全にリンクしました。

下位レベルのユニットでここまで凄いなら・・・・
上位機種の「Alpair 7」聞いてみたい、、少ししたら「Alpair 7」に変更すると思います。

マークオーディオ恐るべし。



第19号 戦国甲冑をつくる

2011-09-13 | 戦国甲冑をつくる

「戦国甲冑をつくる」第19号の製作です。



今号の製作は、「合当理(がったり)」を背中部分に取り付けと
好例の「草摺」の作製です。

「合当理」とは、戦国映画などで目にする機会があります。
個人や部隊などを識別するために背中に旗を立てますが
この旗(旗差物 はたさしもの)の上部を支える為の金具になります。
今回は、丸い穴になるので「丸合当理」(まるがったり)になります。




下部には旗指物を安定させる、ざぶとんのような「待受」を威糸でくくりつけます。




今号の完成はこちら。







BROMPTON バッグ

2011-09-09 | BROMPTON

車のトランクなどにBROMPTONを入れておく際に
なにか袋にいれておきたい。

BROMPTON専用バッグでないのですが
ネットで探していると、なかなか良いバッグがみつかりました。
折りたたみの工具バッグ
リングスター ワン・ツー・スリーバッグです。

工具バッグということで価格もかなりお買い得でした。



このパッケージのみ見るとまるでBROMPTONを想像できませんが、
実際に折り畳んだBROMPTONを入れてみると、ジャストフィット!
肩にかけることもできるので、10キロ以上あるBROMPTONをいれても
楽に移動できます。





工具バッグということで、丈夫にできているので
BROMPTONの重さでも壊れる心配がありません。
取っ手部分も少し心配でしたが問題なしです。


小さく折りたたむこともできるので、持ち運びもバッチリです。
BROMPTONと比べてみても小さく折り畳めていることがわかります。



電車でBROMPTONを運んでツーリングをする「輪行」も
このバッグでいけそうです。


リングスター ワン・ツウ・スリーバッグT-600L
クリエーター情報なし
リングスター

第18号 戦国甲冑をつくる

2011-09-07 | 戦国甲冑をつくる

「戦国甲冑をつくる」第18号の製作です。





今号の製作は、「シコロ」(首の後を守る部分)と
「草摺」の作製です。
「シコロ」部分が見た目より作業ボリュームがあり想像以上に
作業時間がかかりました。





「シコロ」に山吹色の威糸で「畦目(うなめ)」と
紺色の威糸で「菱縫(ひしぬい)」をしていきます。
黒の「シコロ」に山吹色のドット柄がモダンにみえます。

完成した「シコロ」と全体の感じはこちら。






ちなみに今号には、「家紋付き鎧立て覆い」のおまけがついてきました。
甲冑も胴体部分が形をみせはじめ、台においておくとホコリがつきます。
筺体が黒なのでよりホコリや手垢が目立つのですが、
今号のおまけで筺体に覆いをできることができます。
丁度よいタイミングでした。

 


BROMPTON メンテナンス

2011-09-05 | BROMPTON

BROMPTONについて、メンテナンスをしているか?等のメールを
もらうことがありますが、
自転車の素人の私にとって構造もよくわからないので、全く手付かずの状態です。
はずかしながら、自分で行っているメンテナンスと言えば
タイヤの空気圧を確認するくらいです。
先日、購入した自転車屋さんにもちこんではじめてメンテナンスをしてもらいました。
(特に問題ありませんでした。)

空気圧といえば、BROMPTONには非常用の空気入れが本体に装備されています。
ふと考えてみると、どのように使うのかわからない。





BROMPTONのホームページを見て使い方を探していると
Technical Videos」というページを発見。
動画で色々なメンテナンス方法などがアップされています。
(倉庫の様なところで撮影されているのがアットホームな感じで微笑ましいです。)

早速、非常用空気入れの使い方の動画をみると
冷静になって見ればあまり難しいことではなく、ポンプが外れないように
赤いストッパーをしっかりとキープされることが大切とされています。
(空気入れの使用方法はこちら)



その他にも、いくつかの動画がありました。
意外とわかっているようで、曖昧になっている?「シートの高さについて」
「折りたたみについて」など掲載されています。

色々な情報がありますがオフィシャルだからこそ基本。
BROMPTONを大切に扱うためにも
もう一度じっくり見なおしてみようと思います。


「シートの高さについて」



「折りたたみと展開について」



「リヤホイールの取り外しと、取り付け」



「フロントホイールの取り外し、取り付け」



「タイヤ・チューブ交換」