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好きなものをもっと愉しむ「人生の達人」を目指す ゆっくりブログ

LXA-OT1 改良計画1

2012-02-17 | オーディオ

以前にも掲載した雑誌stereo2012年1月号の付録のアンプ
「LXA-OT1」を少しづつ改良していきたいと思います。
まず、簡単に手っ取り早く行えるACアダプタの改良から。



「フェライトコア」を採用してみました。
今回採用したフェライトコアは、2分割型。
半分に割れていてクリップを止める要領で使用できます。




早速、付属のACアダプタのケーブルを巻き付けます。
巻き方は、普通にフェライトコアにグルグルと巻きつける
「バイファイラ巻き」

取り付け方はこのような感じ。電子機器によくある光景です。




実際にフェライトコアを採用した結果の音質は。

少し明瞭感が増したかわりに高音部分が神経質な(キツイ?)感じなりました。
実際のところ良くなったのか、悪くなったのか。判断がつかない。
フェライトコアのないほうがゆったりとした雰囲気があり
選曲によってはノーマルのほうが良い気もします。

そう思いながら、1時間ほどフェライトコア付きのACアダプタで聞いた後
ノーマルに戻すと少しぼやけて聞こえる、
耳がフェライトコアの付いたタイプに慣れたしまったようです。
こんな事でも効果が結構あるとは想像してませんでした。
(もっと変化がないものかと思ってました。)



雰囲気重視か繊細重視か?
おおきくこんな感じでフェライトコアをつけるかどうか
決めていけば良い気がします。

とりあえずフェライトコア付きのACアダプタを使用していきます。


犬山城

2012-02-13 | お城・天守

愛知県犬山市にある「犬山城」(別名:白帝城 はくていじょう)に登城しました。
犬山城は、日本最古の望楼型天守閣。国宝に指定されている四天守の1つです。



犬山城の天守閣の構造は、「三層四階地下二階」の木造。
入母屋造りの建物の上に二階建ての建物を載せた構造の望楼型になります。


ずしりとして安定感のある天守の望楼の下部に
弓型の唐破風を配置して無骨さの中に柔らかさを表現しています。
この唐破風は、後から付加された部分だそうです。





天守外観は、一重と二重目が白壁を塗り込めた大壁造り。
初重の下部分が下見板張(したみいたばり)となっています。





天守の石垣は、自然の石を積み上げていく「野面積」です。
犬山周辺の土地の特徴なのか、少し赤い感じの石が特徴です。
この赤みのある石垣のおかげで下から、赤、黒、白というような彩りの天守になり、
天守にありがちな冷たい感じでなく温かみのある可愛らしい雰囲気になっています。




天守内部にはいると木造天守ということもありシンプルです。
現存天守となっていますが、だいぶ手直し部分が多く古さをあまり感じません。



展示などは殆ど無く、他でもよくみる骨組み構造模型や、
過去の天守の写真などが掲載されていました。






最上階の高欄の間から廻り縁にでると、城下の濃尾平野や木曽川を一望できます。
廻り縁からの眺めは、いかにも敵を見つけるのに最適なような気がしますが、
残念ながらこの廻り縁も後世になり取り付けたものだそうです。




木曽川の対岸から犬山城をながめると別名の白帝城という名称がしっくりとくる
天守の佇まいです。(本物の白帝城を見たことはないのですが)
天守自体は大きくありませんが、木曽川の小高い丘に作られた存在感は堂々としたものでした。







GR DIGITAL4 使用レビュー

2012-02-06 | カメラ

「GR DIGITAL4」を使い始めて1ヶ月程度たちました。

同じような形の4世代目にも関わらず面白い。
撮影することがとても楽しいです。



「GR DIGITAL4」を使っていると
初代モデルGR DIGITALを思い出します。
「GR DIGITAL4」は、スペックや解像度など全てにおいて上回っているのですが
撮影して出てくる絵の雰囲気がGR DIGITALの時に感じたものなんです。
言葉で表現できないのですが、そう感じます。

楽しくてどんどん撮影してしまいます。

画像設定も楽しみの1つになっています。
デジタル部分のみで設定するだけならば他のコンパクトデジカメでもありますが
描写力のあるGRレンズから変換することで独特の表現になります。

こってりとした色使いでポジフィルムの昔っぽいイメージ
周辺減光して雰囲気のある画像処理の
「ポジフィルム調」








銀残しといわれる現像方法のイメージでレトロな感じの
「ブリーチバイパス」









超高感度フィルムを使ったような
明暗差やコントラストの強い白黒写真
「ハイコントラスト白黒」









発色とコントラストが強くなり
色彩のバランスが崩れたようになる
「クロスプロセス」







画素数、解像度、高画質性能、オートホワイトバランス性能、逆光特性、
多くの性能がアップしていますが
画質云々のまえに
撮影する楽しみは歴代のGR DIGITALなかで最も高い気がします。
一番大切なものが「GR DIGITAL4」の最大のポイントだと感じました。


Audirvana ミュージックプレーヤー

2012-02-01 | オーディオ

PCオーディオの再生ソフトをいままで、メインで使用していた
「Play」から「Audirvana」に変更しました。



「Audirvana」もいままで使用していた「Play」と同じくフリーソフト。
インターフェイスは至ってシンプルです。



インターフェイスのカラーはシルバーとブラックの2色から選択可能。
再生、送り、戻し、停止等の基本ボタンと、再生曲の情報が登録してあれば
ジャケット写真なども情報窓部分に表示されます。

対応形式は、FLAC、WAV、AIFF、MP3、AAC、アップルロスレス、など
ほとんどのファイル形式にも対応しています。

よりピュアに近づけるためサウンド出力に直接対応するようになり
「Audirvana」を使用しているときは、他の音は出なくなります。
PCピュアオーディオファンにとってはこの部分はかなりポイントが高いと思います。

最大の特徴は、
無料にも関わらず2倍や4倍のアップサンプリングから
なんと最大192kHzまでのアップサンプリング機能が搭載されています。





USBDACなどの機器に接続されている最大サンプリング周波数を自動的に
認識して対応してくれます。
オーディオファンにはかなり興味のあるポイントではないでしょうか?
現在接続しているUSBDACは「Nuforce μDAC」なので
最大サンプリング周波数は48kHzなので、下の写真のように
48までの数値が緑で表示されています。

メモリからの再生をする仕組みになっているようで
CPUなどに余計な負荷をかけないようにする配慮もされています。
とりあえず多めに2.3GB程度の設定にあわせています。





肝心の音質ですが、
「iTunes」から「Play」に変えたときよりも大きな変化がありました。
音の分解能力がとてもよくなりました。
新しいCDプレーヤーを購入したくらいの激変ぶりです。
高音と低音が潰れずにしっかりと表現されます。
そのおかげで音の奥行き感もかなりアップしています。
艶感はすこし少なめですが
真っ直ぐクリアーで透明感あふれるプレーヤーです。

こんなに凄くて良くて、無料のミュージックプレーヤーです。
もう「Audirvana」をつかったら「Play」には戻れません。

ここまで機能があると192kHz対応のUSBDACにつなげてみたい衝動にかられます。
嬉しいけど危険です。「Audirvana」!