少し前になりますが
静岡県にある柿田川公園に行ってきました。
この公園といえば「わき間」からの柿田川湧水がとても有名です。
柿田川は、日本三大清流に数えられる河。
公園に設置されている展望台から湧水群をみるとまさに清流という言葉がぴたりと
あてはまります。
第1展望台からからは、わき間から湧きだした湧水によって柿田川が
はじまっていることが伺えます。
(第1展望台からの眺め)
そして少し南に移動すると、もうひとつある第2展望台があります。
展望台から下を除くと驚く程に青く透き通った湧水をみることができます。
近くには国道1号線も走っているのに、ここまで綺麗だとは考えてもいませんでした。
光の入り方で異なるブルーを見せる第2展望からの眺めは、
ついつい時間をわすれてしまうほど美しかったです。
この湧水は、三島や沼津などの周辺の上水道となっているようです。
とても贅沢な水道ですね。
柿田川の水は、すべてこの湧水らしく、一日に100万トンもの湧水があるそうです。
湧水は、富士山の雨や雪解け水が三島溶岩流の間を長い時間かけて通り
ここにたどり着き、季節を問わずおよそ15度前後の水温を保っているそうです。
この清らかな水でディスカスを飼育したらどんなに良いだろうかなどとも
考えてしまいました。
その他にも「わき間」をいくつも見ることができました。
湧水をみて美しい自然の大切さをより実感した1日でした。
また、季節の異なるときに訪問してみようと思います。
山梨県の河口湖町で開催されている「2013富士芝桜まつり」に行って来ました。
およそ80万株の芝桜が富士山麓の敷地に咲いています。
この芝桜の会場は、駐車場から5分程度 少しアップダウンのある砂利道を
歩く必要があります。ご高齢の方や小さなお子さんは少し大変そうでした。(要注意)
少し風があると砂埃も舞うので簡単でも防備が必要です。
会場に着くとまるでカラーの絨毯を敷き詰めたような芝桜が整備されています。
ピンク色の芝桜(オータムローズ)がポスターにもなっているように
私の中では、芝桜のイメージはこれです。
その他にもホワイト色の(リトルドット)など色々な種類の芝桜が咲いていました。
富士と大規模な芝桜を同時に見ることの出来るこの会場は、ここだけということもあり
観覧者数が多く、そして意外にも外国人の方も沢山いらしていました。
混雑していましたがとても心が安らぐ芝桜まつり会場でした。
金太郎のふるさと南足柄にある「夕日の滝」に行って来ました。
夕日の滝の詳細は、以下のとおり
酒匂川の上流内川にかかる落差23m、幅5mの滝で金太郎が
産湯をつかった滝と伝えられています。
夕日の滝の名称は、夕日に映える美しさから名づけられたと言われていますが
毎年1月半ばに夕日が滝口に沈むところからつけられたとも言われています。
(南足柄市HPより)
最寄りの駐車場があるので車で近くまで行き、後は滝まで徒歩になります。
滝までの道のりで川の脇を歩いていくと、キャンプ場があり
テントがセットされていたり、バーベキューをしたりと家族連れで賑わっていました。
(RICOH GXR A12)
川を渡るとほんの少し険しい山道になります。
(石などが濡れていて滑りやすい)
その山道をあがっていくと、木々の間から滝がみえてきます。
(RICOH GXR A12)
岩の坂を登り切ると、「夕日の滝」が目に飛び込みます。
あまり滝をみる機会がないので、こんな小さな滝でも音と水しぶきに圧倒されました。
(綺麗な自然を見るとどうして黙ってしまうのでしょうか?)
(RICOH GXR A12)
(RICOH GXR A12)
(CANON S95)
更に近づいたり、角度を変えて見たり
滝ってどうやって見るのがいいのだろうか?など考えていると
下のほうからザワつきと「ボー」っという法螺貝の音が。
白い集団がこちらにやって来ます。
どうやら滝行を行うらしく塩をまいたりお祈りをしたりしていました。
滝行をTV等では見たことありますが、実際に見るのは初めてで
準備段階から見ているだけで心配になってしまいました。
(CANON S95)
滝行がはじまってみると、
深いと思っていた滝壺に向かって進んでいきます。
「大丈夫か?」など様子を伺っていましたが、勝手な想像でした。
(滝壺って深いってイメージを持っていました。)
ここの滝壺浅いんです。
それを見て安心しました。
(CANON S95)
皆さん「おー」や「えーい」などの声を上げながら滝行をされていました。
結構な水圧らしく、体を曲げてしまう方も何人か、、
「滝」に来て「滝行」も見学し思い出に残る「夕日の滝」でした。
開成町で開催されている
「あじさい祭」に行ってきました。
ぱーあっと紫陽花の花が咲いているイメージだったのですが
実際は、、、、、
まだまだ、フライングの状況でした。
咲いていたのはごく一部だけで、大部分は、まだ緑だけでした。
まだ満開でないから気がついたことがありました。
どうも、青系の花から先に開くようです。
赤に近い花はほとんどみうけられませんでした。
普段、色づいていないと気にしない紫陽花
はじめて満開になる前にまじまじと見ることができ、
これはこれで良かったかもしれません。
紫陽花の花に集中しない分
田植えしたばかりの田んぼや、久しぶりに見たオタマジャクシなど
「ぼーっ」とできるフライング気味の「あじさい祭でした。
久しぶりに自然の中で犬の散歩を兼ねてリラックスしてきました。
ゆっくりと散歩したかったのですが、
興奮気味の軽やかな足どりの愛犬「ヴィンセント」に先導されながらの散歩になりました。
少し立ち止まったりして写真を撮っていると
「はやくして!」と言わんばかりにこちらに視線を向けてきます。
まだまだ青いみかん畑を通り過ぎ、山の奥へ奥へと進んでいきます。
空を見ると、初夏の訪れを告げる爽やかな新緑が。
日本の色の表現は、
「萌黄(もえぎ)」が合うでしょうか。
なんだか澄んだ空気がとても気持ちよくかんじます。
下を見ると今度は鮮やかな黄色が目に飛び込んできます。
「蒲公英色(たんぽぽいろ)」
近づいてみるとバッタの子供?らしき虫が花の上に鎮座しています。
小さいながら堂々とした雰囲気は、将来期待大です。
さらに歩くと、今度はパープルの花が咲き乱れています。
ムラサキハナナでしょうか?淡い紫が美しい。
「竜胆色(りんどういろ)」って感じかなあ。
普段あまり植物に興味がないので通り過ぎてしまいますが
多くの色があふれている季節を楽しみました。
GREENやYELLOWなど単純な色分けでなく、
自然に合わせた微妙な色を表現する日本の伝統色も楽しむことが出来ました。
もう竹になりそうなタケノコ。菜の花畑。小さな花々など
やっぱり日本の美だよ・・などとのんびりと楽しんでいると
「もう飽きたから帰ろう」という視線をヴィンセントから送られ
もうちょっと・・・と思いながら家路につきました。
結局 一番満喫していたのは自分でした。
こんな気持ちのいい季節なら、たまには散歩もいいなあと思ったスローな日でした。