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岐阜城

2012-10-30 | お城・天守

岐阜県にある岐阜城(稲葉山城)に登城しました。
天守閣自体は昭和31年に復興された
鉄筋コンクリート造、独立式の望楼型三層四階の構造です。



この天守閣は、まさに山城という言葉そのままに金華山の山頂に築かれていて
登城するには、ロープウェイで山頂付近まで登る必要があります。
(もちろん徒歩でも登れるそうですが・・・)
ロープウェイはガラス張りになっていて岐阜の町並みや周囲が見渡せる状況に
なっています。



ロープウェイで山頂付近に到着するとリス村や展望レストランなどの施設があります。
その横は通りすぎて天守閣へとむかいます。
少し登ると第一の門「天下第一の門」が現れます。
旧三の丸付近に復元された門ですが信長にちなんで天下という言葉がつけられたそうです。



難攻不落の城と知られ「美濃を制すものは天下を制す」という言葉があるとうり、
岐阜城を甘くみていました。
天下第一の門をくぐっても階段や坂を登る登る!
てっきりロープウェイで山頂付近まで登ればすぐに天守閣に到着すると思っていました。

同じような「楽だろう」という感覚で、ハイヒールで登城されている女性やご高齢の方など
かなりキツそうな感じで休み休みしながら登っている方もいらっしゃいました。
登城されるかたはスニーカーをおすすめします。





細い道を上がっていると木の隙間から少し天守閣がみえてくるので少し元気に
なるのと、遠くて小さくみえる天守閣にまだまだと思いながら進みます。



岐阜城の石垣は、この近畿地方によくある少し赤い色をした石を使用した「野面積」。
石垣自体は積み直しですが、信長時代のものを積み直して使われたとのこと、
復元とはいえ重要です。





岐阜城の天守閣自体は、昭和に流行ったコンクリート造の復元ということもあり
内部も完全に鉄筋コンクリートの雰囲気ばっちりです。

天守閣内部では、甲冑や武具などの展示物があり狭い天守閣内ながら工夫して
展示してある感じが微笑ましいです。
3階には信長が座っている木造のモデルなどもあり(模倣品)周囲に人がいなかったの
で少し不気味な感じでしたが信長ファンにはたまらないのではないでしょうか?

展示部の基本が信長に関するものが多かったように感じます。
やはり信長のキーワードに人が集まるのですね。





天守閣最上階は、展望台となっていて
美濃平野を一望できる大パノラマ! このパノラマをみる為にここに来ても良いくらい。
この平野を手中に収めれば天下がとれるのがわかります。





登城するのに少し大変だった金華山でしたが、
戦国時代の要所でもあるこの地を実感でき、とても納得させられた岐阜城登城でした。

 


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