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好きなものをもっと愉しむ「人生の達人」を目指す ゆっくりブログ

Stereo2014年8月号「FOSTEXユニット PT20・PW80」

2014-07-31 | オーディオ

Stereo2014年8月号を購入しました。
夏のおきまりになっているスピーカーユニットが付録となっています。
今年のユニットはフォステクス社の完成品2ウェイユニット。



今までは付録のユニットはフルレンジのみであったので
初めての2ウェイ仕様となりました。





「PT20」2cmソフトドームツイーター
「PW80」8cmコーン型ウーハー
となりますが実際には1μFのコンデンサーを使った
8cmフルレンジ+スーパーツイーターという考え方です。


エンクロージャーには入れずに仮に付属のコンデンサーを接続して
テスト的に音をだしてみました。
ユニットが裸の状態ということもあるのですが、
なんとなく中高音の部分がしっくりこないので、
冊子にてフォステクス社の方が提案をされていたコイルを追加して
ハイカットする方法を採用しようとおもいます。

ウェブにてエンクロージャーのキットを購入したので
次回に組み立てとネットワークの作成を進めていきます。



ステレオ 2014年8月号
クリエーター情報なし
音楽之友社

Objective 2 ヘッドフォンアンプ

2014-07-01 | オーディオ

少し前に低価格の割には音がよいと話題になっていて
気になっていたヘッドフォンアンプ「Objective 2」を購入しました。

「Objective 2」は、NwAvGuy というエンジニアによって設計されたアンプです。
NwAvGuyの設計思想には、オーディオ機器の評価の最適な方法は、
主観や雰囲気ではなく、測定ができる特性が全てである「定量的ブラインドテスト」で
あると公言されているようですが、本人は、公に現れたことはないそうです。

最近さらに高額化しているオーディオの世界から考えるとユーザーに正直で
わかりやすい製品であると同時に今までのメーカーが戦々恐々とする言葉です。

NwAvGuyは、この「Objective 2」の設計図も一般公開していて、ウェブ上からでも
その設計図は現段階でも入手可能になっています。
もちろん設計図により自作も可能ですが、私の技術では不可能なため製品版を
購入しました。



「Objective 2」の中を見てみると、特殊な機材もつかわれておらず
ごく一般的な部品であることがわかります。
そしてバッテリーを搭載しているのでACアダプターだけでなくバッテリー駆動も可能。
少し大きいですが外に持ちだして使用することもできます。

基板の裏をみているとしっかとNwAvGuyの表記も見えます。



実際に試聴をしてみると、すぐに感じることがSN比の良さです。
もちろんバッテリー駆動ということのアドバンテージもあるかもしれません。
低価格帯のヘッドフォンアンプとしてはこれより良い物をすぐに
思い浮かべることができません。
エージング等も無視してスイッチをいれてすぐでもそのように感じます。



試聴には「iPodClassic」を使用して音源はApple Losslessとしています。

イヤフォンは先日紹介したばかりのファイナルオーディオデザインの
「イヤフォン組み立てキット」「Shure SE425」を使用し
ヘッドフォンには、「AKG Q701」「パイオニアSE-MJ591」を使用してみました。

イヤフォン、ヘッドホンどちらを使用してもSN比の良さははっきりとしていているので
余韻も綺麗に残り、変な付帯音もなく透明な感じです。
全体的に音はフラットなので、使用するイヤフォンなどの特徴がはっきりとします。
とてもわかりやすい。

フラットであることで、どちらかというとヘッドフォンで使用したほうが
楽しめるような気がします。
そう考えるとバッテリー駆動は持ち運び用ではなく音質の為の要素が大きいのでは
ないでしょうか。



どのヘッドフォンアンプよりも優れているということではないですが。
評判どうりこの価格でなかなかの実力であり、どこに基準をもうけるか?ということも
あるかもしれませんが、ヘッドフォンアンプにこれ以上求めなくても良いのでは?
と思わせてしまう実力があるアンプであると思います。

今後のヘッドフォンアンプを比較する
うえでもこの「Objective 2」をリファレンス機として基軸にしようと思います。



国内正規品 JDSLABS Objective2 Black Edition By NwAvGuy ヘッドホンアンプ JDS LABS
クリエーター情報なし
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