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好きなものをもっと愉しむ「人生の達人」を目指す ゆっくりブログ

FOSTEX「P1000」と「P1000-E」

2015-08-10 | オーディオ

前回購入した、stereo2015年8月号の付録ユニット
「P1000」のエンクロージャーを考えていたのですが8月号の雑誌の中にも
魅力的に思える作例もなく、結局一番安易なFOSTEXの「P1000-E」を選択しました。



「P1000-E」はすでに完成されたエンクロジャーで
クオリティーも価格からは考えられないほどの良い出来です。
スピーカー端子やケーブル等もセットされているので
ユニットをビス止めすればすぐに完成するキットとなっています。


さすがに、ただユニットを取り付けただけではとおもい、
バナナプラグを使用したいのでスピーカーのケーブル端子とケーブル(ベルデン8470)
に変更してみました。



(写真上:付属でセッティングしてある端子)



(写真上:交換したバナナプラグ対応のスピーカー端子)

 



端子を取り付けユニットも取り付け試聴しました。

試聴環境は、
◎再生機器 「iPod classic 160GB」(Apple Lossless)
◎アンプ 「LXA-OT3」(stereo付録)

スピーカーは以前作成したマークオーディオのユニットを使った
スピーカーの上に載せての試聴です。



とりあえず何もしないで試聴した感想は、
高音の伸びはなく、低音は団子状態。
カナリひどい状態です。

エージングを兼ねて2日音楽をかけ続けてからの感想は、
高音の伸びは、ほんの少しだけ伸びがよくなりました。
低音の団子状はかなりよくなりましたが、なくなったというわけではありません。
エンクロージャー側の問題も大きいかもしれません。

その後、木ブロックのインシュレータを3点で設置後は、
全体的に少し明瞭になりました。

もしかしたら、もっと大きな容量のエンクロージャーや平面バッフルのほうが
このユニットにあうのかもしれませんが
根本の部分はあまり変わらないと感じられます。
(エージングを更に行えば良くなるかもしれません) 

今回のユニット「P1000」は私の中では、今までの付録ユニットなかで
最も魅力がないユニットのように思います。
高音の伸びのなさがあまりに貧弱でこのユニット一つで
使うには辛いかもしれません。

以前の付録であったスキャンスピークのユニットなどは、欠点もありましたが
それを忘れさせる長所も多くスピーカーを作るのが楽しいものでした。 

付録にそこまで求めることは酷なことかもしれませんが
低価格で質の良いエンクロージャー「P1000-E」をつくれるのですから
オーディオファンとしては、国内メーカーでもあるFOSTEX社に
ユニット部分も、もう少し頑張ってもらいたいです。



FOSTEX スピーカーボックス P1000-E
クリエーター情報なし
FOSTEX

stereo 2015年8月号 「FOSTEX 10cmユニット P1000」

2015-08-05 | オーディオ

夏の恒例のsetreo誌を購入しました。
今回の付録はFOSTEX社の10cmフルレンジユニット「P1000」です。
付録ユニットとしては過去最大の大きさとなるそうです。
箱もいつものように簡易的なエンクロージャとして使用できるようになっています。 

 

 



ユニットの主な特徴は、stereoのHPの説明文から以下のとおりです。

 ● バナナパルプ配合軽量コーン/布アップロールエッジ
 コーン紙はバナナパルプをベースに2つの異なる物性に調整した木材パルプを
 混ぜる事で軽量ながら十分な剛性と損失を保有させています。
 また、エッジはアップロール形状により高ストローク化を図り、
 布エッジを採用することで高能率を実現しています。

● メカニカル2Wayセンターキャップ
 センターキャップはコーン紙と同じ材料を使い音色の統一感を高めています。
 また、ボイスコイルボビンと直結、メカニカル2Way構造とすることで高域の
 再生帯域を拡張しています。


●ガラスコンポジットボイスコイルボビン

 ボイスコイルボビンにはガラスコンポジット材を採用、
 十分な剛性により駆動力を正確にコーン紙とセンターキャップに伝達します。






以上のように色々工夫しているようですが
ユニットをみてもどうもワクワクしてきません。
まだ音出しもしていないのですが、マンネリ化していることと、
際立った特徴というものが感じられないかもしれません。

エンクロージャーをどうしようか思案中です。
 


ステレオ8月号クリエーター情報なし音楽之友社 


iHorn Paragon (ペーパークラフト)

2014-12-24 | オーディオ

往年の名機。あのパラゴンが・・・
というキーワードに誘われて、名機「パラゴン」のペーパークラフト
「iHorn Paragon」を購入しました。



世界一薄いダンボールを使用した、組み立て式のパラゴンです。
iPhoneスタンドとして使用でき、音も増幅されるとのこと。



内容は特別なこともなく、材料のダンボールと説明書。
組み立てに関しては、ハサミやボンドも使うことなく、折り曲げたり組み込んだりで
簡単に組み上げることができます。

実際に組み上がったものがこちら。
iPhoneもセットしてみました。





ダンボールの表面に木目調のデザインもされていて、少し雰囲気をだしています。

音に関しては、増幅とありましたが音質は全く期待しないほうがよいでしょう。
逆にセットすることで篭ってしまって悪くなるケースもありました。
スタンドとして見た目重視のアイテムです。
ウェブラジオなどを流しておく分には良いのではないでしょうか?

まあまあ楽しめた「iHorn Paragon」でした。



AKG K550 密閉型ヘッドフォン

2014-10-16 | オーディオ

AKG社の密閉型ヘッドホン「K550」を購入しました。



普段はオープン型の「Q701」を使用しています。
高解像度のスッキリした感じがとても気に入ってるのですが、
オープン型であるが上に大量の音漏れがあります。
わかっていることなのですが、深夜などには少し気になります。



いくつかの密閉型ヘッドフォンを試聴したのですが
オープン型が気に入っているということもあり密閉特有の音のこもりが気になります。
その「こもり」の癖の少なさと価格面との兼ね合いで「K550」を選択しました。


「K550」の内部構造は通常と大きく異なる部分はなく
少し大きめの50mmドライバーがメインとなる構造。
想像ですが内部ハウジングとバスポートの調整が絶妙なのではないかと
思っています。
密閉であってもオープン型で感じることができる
AKG社のベクトルの音に近づくように調整されているようです。

解像度と広がりを重視される方はこの価格帯では他に候補がないのでは?
とも思えるほどの調整になっています。

低音部分に関しては「Q701」同様に盛大に出てくるものではありません。
この低音が最も好みが分かれるところかと思います。
私は、AKGの方向性が好みなので必要十分です。


外観については、写真でみると重厚感があるようにも見えますが
実際にはプラスチックが多用されていて質感はチープです。
そのためウェイトは軽く頭に負担が少なくなっています。



イヤーパッド部分の頭をおさえこむ圧力は少し弱い感じですが
その分長時間使用しても疲れづらくなっていようです。
(人によっては圧が足りない感じかもしれません。)

オープン型に近い密閉型ヘッドホンといえる「K550」
外で使用するには大きすぎますが、室内で音漏れに困っている方にはオススメな
ヘッドフォンだと思います。



【国内正規品】AKG 密閉型ヘッドホン K550
クリエーター情報なし
AKG






Digi Fi No.15 92/24対応D/Dコンバーター

2014-09-03 | オーディオ

Digi Fi  No.15を購入しました。
今回もオーディオ付録がついているということで
中身を確認しないで購入してしまったこともあり
ハイレゾ対応のDAコンバーターだと思っていのですが、
実際の付録はDDコンバーターでした。
(しっかりと表紙にも掲載されています。)



とりあえず内容チェックしてみます。
いつものように冊子とは別にダンボール箱に基板が入っています。





デザインもいつもの雰囲気を踏襲しています。
Digi Fiの付録を見るとついつい別のオーディオ雑誌STEREOの付録と質感を比べて
しまうのですが、製作精度良さは、こちらのDigi Fiに軍配があがります。

実際にDDコンバーターを手にしてみると
どのように使用して良いかもわからず、私の使い方では次号のDAコンバーターと
つなげることで効果を発揮する基板となっています。

ですが、とりあえず正常動作しているのか確認してみたかったので
サンプリング周波数が確認できるLED基板を追加購入してみました。





早速LEDを取り付けてハイレゾ音源を再生してました。
再生した曲は、「ベートベン 交響曲5、7」 
(カルロス・クライバー指揮のウィーンフィルハーモニー管弦楽団)
192kHz/24bitのハイレゾ音源です。

実際に接続してみると、192KHzから自動でダウンコンバートして96kHzの部分の
LEDが点灯していることがわかります。 しっかり役割をはたしてくれています。

ですがこのDDコンバーターかなり使い方が限られているため
はっきり言ってこれ単体では私には必要ない感じが。
やはり次号のDAコンバーターと連結して使用することにします。
(音出しもそのときに)



その後、冊子を読み進めていくと
この基板には、限定的ではありますがADコンバーター機能もついているようで
レコードなどのアナログ音源をデジタル化させる機能があります。

しかも、アナログ音源をハイレゾ(96kHz/24bit)で取り込めるというのです。
実は付録にしてはこれってすごいことなのでは??と思うのですが。
冊子でも淡々と説明されています。(もっと強調する部分かと・・・)



接続は、レコードやテープから基板にアナログRCA接続をして(上写真右下部分)
USB-B端子(上写真右上部分)からPCに接続をしてADコンバートするそうです。

レコードやテープがある方は、アナログ音源のハイレゾ化に試す価値があるのでは
ないでしょうか?




DigiFi(デジファイ)No.15(ハイレゾ対応 デジタル / デジタル コンバーター付録) (別冊ステレオサウンド)
クリエーター情報なし
ステレオサウンド




「FOSTEX PT20・PW80」エンクロージャー作成

2014-08-02 | オーディオ

Stereo2014年8月号の付録ユニット
「FOSTEX PT20・PW80」をエンクロージャーに入れてみます。



エンクロージャーは、WEBにて板がカットされている
キットが販売されていたのでそちらを購入。
サイズは冊子に掲載されているものとほぼ同じでバスレフタイプです。

送られてきた商品を開封するととても綺麗に梱包されていて
板にナンバリングされていて分かりやすくなっています。



ネットワークは、前回も掲載したとおりコンデンサーとコイルを使用しました。
せっかくなのでコンデンサーも交換しました。
接続方法は冊子に掲載されていた通りに逆相接続です。

今回採用したコンデンサーは、冊子にて好評であった「Jantzen Audio CrossCap」
コイルは、「フォステスク社の0.3mH」を使用しました。


(NW2のコイルを使用した接続を採用)


エンクロージャー組み立てはボンドのみですすめました。
小さなものなのでボンドが乾いたら進めるという感じでどんどんすすみます。
吸音材もしっかりと貼り付けておきました。




冊子ではウーハー側が上部に来るように解説があったのですが
見た目のイメージで普通にツイーターが上、ウーハーが下という配置に変更しました。





ユニットとネットワークを接続して完成です。
ボンドの乾燥時間を除けば実作業時間は30分程度で十分かと思います。


完成後、さっそく試聴してみました。
システムは、
「iPodClassic→LXA-OT3→スピーカー」
ボンドが乾ききっていないのか、エージング不足なのか、アンプと相性が悪いのか、
可もなく不可もなく・・・全く特徴のないスピーカーになっていました。

その後、ボンドの乾きも考え3日程度、音を出しておいたりして間をあけて
今度はシステムを変更して試聴してみました。
「MacBook Pro(Audirvana)→Nuforce ICON2→スピーカー」という構成。
情報量は増えましたが基本的な性質は、可もなく不可もなく、、、
おとなしい感じで、引っ込んだ印象の音になってしまいました。

ネットワークの影響か、吸音材の量なのか、逆相接続なのか、色々改善点はあるかと
おもいますが、分解して劇的に良くなるイメージ出来ないので、今回はこれで終了に。


分解する気は起きないので、冊子にあるように何気にウーハーを上に
エンクロージャーをひっくり返すと、広がり感がいきなりアップ!!
すごい変わり様です。今までスピーカーをひっくり返して設置をしたことがなかったので
大変驚きました。(ちなみに横置きは全くダメでした。)
デスクトップにスピーカーをおいて試聴していたのですが、
インシュレータを重ねてかなり高めに設置するとより良くなりました。
基本的な性質を変えるわけではありませんが、これはこれで驚きでした。

セッティングで追い込んで遊んでみようと思います。


ステレオ 2014年8月号
クリエーター情報なし
音楽之友社
   
 
 
FOSTEX (フォステクス) 空芯コイル 0.3mH (1個) L0.3e
クリエーター情報なし
FOSTEX









Stereo2014年8月号「FOSTEXユニット PT20・PW80」

2014-07-31 | オーディオ

Stereo2014年8月号を購入しました。
夏のおきまりになっているスピーカーユニットが付録となっています。
今年のユニットはフォステクス社の完成品2ウェイユニット。



今までは付録のユニットはフルレンジのみであったので
初めての2ウェイ仕様となりました。





「PT20」2cmソフトドームツイーター
「PW80」8cmコーン型ウーハー
となりますが実際には1μFのコンデンサーを使った
8cmフルレンジ+スーパーツイーターという考え方です。


エンクロージャーには入れずに仮に付属のコンデンサーを接続して
テスト的に音をだしてみました。
ユニットが裸の状態ということもあるのですが、
なんとなく中高音の部分がしっくりこないので、
冊子にてフォステクス社の方が提案をされていたコイルを追加して
ハイカットする方法を採用しようとおもいます。

ウェブにてエンクロージャーのキットを購入したので
次回に組み立てとネットワークの作成を進めていきます。



ステレオ 2014年8月号
クリエーター情報なし
音楽之友社

Objective 2 ヘッドフォンアンプ

2014-07-01 | オーディオ

少し前に低価格の割には音がよいと話題になっていて
気になっていたヘッドフォンアンプ「Objective 2」を購入しました。

「Objective 2」は、NwAvGuy というエンジニアによって設計されたアンプです。
NwAvGuyの設計思想には、オーディオ機器の評価の最適な方法は、
主観や雰囲気ではなく、測定ができる特性が全てである「定量的ブラインドテスト」で
あると公言されているようですが、本人は、公に現れたことはないそうです。

最近さらに高額化しているオーディオの世界から考えるとユーザーに正直で
わかりやすい製品であると同時に今までのメーカーが戦々恐々とする言葉です。

NwAvGuyは、この「Objective 2」の設計図も一般公開していて、ウェブ上からでも
その設計図は現段階でも入手可能になっています。
もちろん設計図により自作も可能ですが、私の技術では不可能なため製品版を
購入しました。



「Objective 2」の中を見てみると、特殊な機材もつかわれておらず
ごく一般的な部品であることがわかります。
そしてバッテリーを搭載しているのでACアダプターだけでなくバッテリー駆動も可能。
少し大きいですが外に持ちだして使用することもできます。

基板の裏をみているとしっかとNwAvGuyの表記も見えます。



実際に試聴をしてみると、すぐに感じることがSN比の良さです。
もちろんバッテリー駆動ということのアドバンテージもあるかもしれません。
低価格帯のヘッドフォンアンプとしてはこれより良い物をすぐに
思い浮かべることができません。
エージング等も無視してスイッチをいれてすぐでもそのように感じます。



試聴には「iPodClassic」を使用して音源はApple Losslessとしています。

イヤフォンは先日紹介したばかりのファイナルオーディオデザインの
「イヤフォン組み立てキット」「Shure SE425」を使用し
ヘッドフォンには、「AKG Q701」「パイオニアSE-MJ591」を使用してみました。

イヤフォン、ヘッドホンどちらを使用してもSN比の良さははっきりとしていているので
余韻も綺麗に残り、変な付帯音もなく透明な感じです。
全体的に音はフラットなので、使用するイヤフォンなどの特徴がはっきりとします。
とてもわかりやすい。

フラットであることで、どちらかというとヘッドフォンで使用したほうが
楽しめるような気がします。
そう考えるとバッテリー駆動は持ち運び用ではなく音質の為の要素が大きいのでは
ないでしょうか。



どのヘッドフォンアンプよりも優れているということではないですが。
評判どうりこの価格でなかなかの実力であり、どこに基準をもうけるか?ということも
あるかもしれませんが、ヘッドフォンアンプにこれ以上求めなくても良いのでは?
と思わせてしまう実力があるアンプであると思います。

今後のヘッドフォンアンプを比較する
うえでもこの「Objective 2」をリファレンス機として基軸にしようと思います。



国内正規品 JDSLABS Objective2 Black Edition By NwAvGuy ヘッドホンアンプ JDS LABS
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JDSLABS




final audio design イヤホン組立キット

2014-06-19 | オーディオ

ファイナルオーディオデザイン社より発売されている
「イヤホン組立キット」に挑戦してみました。





キットには必要な工具(ピンセット、竹串、ボンドなど)も同梱されており
他のキットさえ購入すればハンダ付けやケーブル加工等の作業が必要なく
他には何も用意しなくても組立られる仕組みとなっています。

キットの説明書は、写真付きで細かく丁寧に説明されていて
イヤホンを作成したことのない方でも気軽に作業を進める仕組みとなっています。
(ここまで丁寧で見やすい説明書は初めて見たかも・・)





手で組み込んでボンドで止めるという作業を数回行っただけで完成。
ボンドを乾かす時間がなければ5分もかからないかもしれません。





この組立キットは、ファイナルオーディオデザイン社から発売されている
「Hezven Ⅱ」とほぼ同等のスペックではないかと思われます。
(形も色も一緒ですが、もしかしたら内蔵ドライバーは少し異なるかもしれません。)

その為、コストパフォーマンスは少し悪いかもキット作成など余計なことをしない
のならば完成品の「Hezven Ⅱ」を購入されたほうがいいかもしれません。



「組立キット」の内蔵ドライバーは、バランスド・アーマチュア型のユニット。
ファイナルオーディオデザイン社オリジナルのユニットだそうです。

このキットのポイントは、音導管に組み込む素材を変更できること。
自分好みにチューニングできることがポイントです。
キットには基本6種類のスポンジが用意されています。
もちろん用意されている以外の素材、ティッシュ、革、布など他の素材を
使っても構いません。



はじめに試したものが、上の写真の一番右の目の荒いタイプを使用してみました。
一番右は、少し雑多な感じで落ち着かない感じでした。
次に左から2番目の目の細かいスポンジを使用。
マイルド過ぎ、ボリュームを大きくすると低音が多めとなり
これも好みに合いませんでした。
どちらかと言えば荒いほうが良かったかと。

その他、ティッシュをちぎって入れてみたり、綿棒の綿の部分を入れてみたり
しましたが、
結局は上の写真の右から3番目。目の粗さは中間の短いタイプのスポンジに
落ち着きました
主観ですがこのチューニングが女性ボーカルの息遣いが最も良く感じました。
中高音重視として進めました。
低音については人によっては物足りないチューニングかもしれません。

ドライバー自体もとてもまじめに作られていて
繊細な場合もダイナミックな場合も機敏に対応してくれます。

イヤーパッドについていも大小数種類用意されていて好みのサイズを選択できるように
なっていました。
この部分もかなりの音の変化がでましたが、これは各人の耳の計上によるとおもうので
どれが良いなどはないかと思います。

価格から考えれ納得できる音作りのドライバーと削り出しの高級な筐体で
楽しめるキットでした。
外出用に使用したいと思います。

final audio design Heaven II バランスドアーマチュア型イヤホン(ブルーグレイ) FI-HE2BBG
クリエーター情報なし
ファイナル オーディオ

 


LXA-OT3 デジタルアンプ

2014-01-07 | オーディオ

最近恒例となってきた付録付きオーディオ雑誌。

2014年1月号のstereoを購入しました。
もちろん付録のデジタルンプ「LXA-OT3」が目的です。





今回の「LXA-OT3」は、2年前のデジタルアンプLXA-OT1と幾つか違いがあります。
コンデンサー類が中国メーカーから日本メーカーのものに変更、
RCA端子のニッケルメッキから金メッキに変更、
設計などの刷新などの変更もありますが最も大きなポイントは、出力がアップしたこと。
5W×5Wから12W×12Wになっています。
そして値段も少しアップです。



とりあえずケース等には入れずに前モデルと比較しながら試聴してみます。

試聴したスピーカーは以前の記事でも紹介した「CHR-70v3」を使用したスピーカー。

ちなみにオペアンプは取替が面倒なのではじめから
MUSE01に変更した状態からの試聴としました。



音の傾向は前モデルと同じような中音が出っ張り聴きやすい感じです。
エネルギー感(押し出す感じ)がアップしていますが、
輪郭が少しはっきりした分、音の回りこむ感じや広がる感じが減っています。
良く言えば曖昧さがなくなったと表現できそうです。

この音の広がり感の部分が好みの分かれ道のような気がします。
ネット等で「LXA-OT3」の評価をみてみると前モデルよりも劣っている記事も
ありますが、全体的にはしっかりと正当に進化したモデルだと思います。

私も初めは前モデルが良いと思ったのですが、「LXA-OT3」で数時間、試聴したあと
には前モデルには戻ろうという気持ちは起きませんでした。
やはり「LXA-OT3」の方が良かったです。



取り急ぎケースには100円ショップのいれもので代用。
適当にカットしたため開口部がかなり大きくなってしまいましたが
アンプがひっくり返らない為の代用なのでこれでOKです。

そうしてる間に、共立エレショップにて購入したアルミケースキットが届き
そちらに入れ替え。前モデルもケースを購入したのですが、
今回はすこしバージョンアップされツマミなどすべてセットになっていました。



前面にはアクリルパネルを配置して内部の表示パネルを変更することが可能。
デフォルトは赤い表示パネルだったのですが、どうもしっくり来なかったので、
ホワイトフェイスに変更しました。
それ以外は、アルミケースキットのままです。

小さなデジタルアンプが増えてしまい、ほぼテスト的に試聴したり
コレクションの様になってしまっていますが、この「LXA-OT3」を使っていると
ハイエンド機とはいきませんが、普通に音楽を聞くのならこれで十分です。

当面PCオーディオは「LXA-OT3」で使用してみようと思います。


stereo (ステレオ) 2014年 1月号
クリエーター情報なし
音楽之友社