静岡県の大井川鉄道にてSLに乗車してきました。
SLが運行しているのは以前から知っていたのですが
なかなか乗車する機会がなく、このSLの為に訪問しました。
今回乗車したSLは、「C11形 227号機」です。
昭和50年に北海道の標津線から大井川鉄道に入線したもの。
そして昭和51年に大井川鉄道にて運転を開始したそうです。
製造は、なんと昭和17年9月の戦前の仕様です。
機関部を見ると、きっと丁寧にメンテナンスをしているのだろうと想像させてくれます。
そんな年季の入ったSLが力強く客車を引いてくれるのだから驚きです。
初めて乗車するSLということもあり機関部から客車からまでとても興味が湧いてきます。
他の乗車する方々も同じく興味津々な方、懐かしんでいる方など様々でした。
あきらかに子供よりも大人がワイワイ楽しんでいたようでした。
そしてツアーで参加されている方も多いようでした。
今回の客車は、まるで銀河鉄道999の客車の様なデザイン。
当時としては当たり前かもしれませんが、私にはとても新鮮でアニメの世界に
入り込んだ気分にもなりました。
外観以外にも天井や洗面なども趣があり思わず写真にとってしまいました。
運転は景色も楽しむ為か?馬力のためか?
とってもゆっくりな運行速度でのんびりと約80分をかけて
「新金谷駅」~「千頭駅」を運行します。
車両から大井川沿いの景色やお茶畑の濃いグリーンの畑を
楽しみながらの乗車なります。
途中幾つものトンネルがあるのですが、その際に窓を閉める方が少なく
車内は結構煙だらけになっていました。もちろん匂いも記憶しました。
初めてのSLですがほんとに煙が車内に入ってきて初めは驚きと喜びでしたが
何度もあるとさすがに新鮮さも軽減し、当時の大変さをあらためて実感しました。
約80分の乗車でしたが、初めてということもあり
とても楽しめた大井川鉄道の蒸気機関車の旅でした。
次回に機会があれば途中に停車しなかったレトロな感じの駅をいくつか見えたので
そちらにも訪問してみたいと思います。
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