master of the life  - blog -

好きなものをもっと愉しむ「人生の達人」を目指す ゆっくりブログ

Scan Speak 10F/8422-03 エンクロージャー

2012-08-16 | オーディオ

スキャンスピーク 10F/8422-03にあうエンクロージャーを作成しました。



作成するにあたり、ユニット自体が付録であるためエンクロージャーにコストを
かけずに作成すること。大型のサイズにしないこと。低音を全く無視するような
ものにはしないこと。
以上3点を基本としてスタートしました。

そのなかでいくつかの候補をあげてみました。
・バスレフタイプ
・ダブルバスレフタイプ
・もう一冊ユニットを購入してタンデム式
・2wayタイプ

Stereo誌の参考スピーカーのコーナーを見ていると
ウーファーを追加したスタイルのエンクロージャーが掲載されていて
そのウーファーのデザインを見ると以前(3~4年くらいまえかも・・・)に
麻布オーディオで在庫処分?のような格安ウーファーを購入して、
保管したままであること思い出しました。



このままだとウーファーを使うこと無く、そのままになってしまいそうなので、
ウーファーの仕様はStereo誌と少し異なりますが、ウーファーを追加する
エンクロージャーに決定です。

ウーファーを搭載するスピーカーは、
Stereo誌のなかでは、「ウィンサイド2」と命名されているスピーカーです。
サイズも変更なくそのまま進めていきます。



エンクロージャーは、コストを下げるため近くのホームセンターでMDF12mmを採用。
そこでカット等の加工をお願いしたのですが、丸穴ができるか不安であることを
言われてしまいました。
そこは気合でと・・・お願いして1時間程度で加工完成です。
丸穴は少しでこぼこで素人っぽさ全開ですがまあこれで良しとします。



この「ウィンサイド2」は、10F/8422-03の良さを最大限に引きすために
10F/8422-03の部分は、密閉型として中高音に集中してもらい、
低音部分はウーファーで補ってもらうスタイルのスピーカーです。

ウーファーは、エンクロージャー内部に装着する「ケルトン型」で
外見からは、10F/8422-03のみのフルレンジのスピーカーに見えることがポイントです。
「ケルトン型」のスピーカーは、サブウーファーなどによく用いられているようです。



仮組み後、早速音出しをしてみると明らかに低音のパワーがすごい。
エージングも兼ね1時間ほど音を出しっぱなしにしておいても
つながりなどは少し改善されてような感じですが、基本的な低音のボリュームに
変わりはありません。

このエンクロージャーは、底面部分が開口できるようになっているので
吸音材等の調整が簡単にできます。
Stereo誌に掲載されていた通りの吸音材プラスアルファーの量をいれたり、減らしたり
調整してほぼ満足できる音になりました。



エンクロージャーがMDFであることで強度が少し弱くエンクロージャーの音鳴が
影響しているようであることと、底面部分をもう一枚分厚くしておくと良さそうに
感じました。
そのためかインシュレーターの素材や置き方で色々な方向に追い込むことができます。



最後に底面部分を固定して完成となります。
表面処理をしていないのでボンドのハミ出し等の汚れなどがあるので
ニスなどで完成させれば良いのですが、MDFにニスを塗ると音の変わり方が
他の素材のエンクロージャーに比べて大きのでとりあえずはこのままに。
すこし変えたくなったら表面処理をしてみようとおもいます。

はじめに想像していたスピーカーよりも力強く 、聴きやすさもあり
オールラウンドなスピーカーに仕上がりました。
エンクロージャーで迷っている方は結構おすすめです。