



氷河特急でサンモリッツから、はるばる8時間もかけてツェルマットの村までやって来るのは、ひとえにマッターホルンの素晴らしい表情との出会いを求めて!とみんなの顔に書いてある。今回は、ホリちゃんも、連作を描く画家の如く、あるいは特ダネを狙うパパラッチの如く、気難しいマッターホルンの表情を追ってみることにする。

ツェルマットに到着して、駅からホテルへ行く間にとった写真第一号。これまで撮ったベストとは言えないが、完成品に近い表情をみせてくれているよね




同じところから撮っても、表情や顔色に変化があるでしょう


日の出が5時54分というので、朝焼けのマッターホルンを翌朝見に行ったんだけど、このときは、風が強くて、その風が、頭の部分に居座った雲をどかせてくれないで、少しがっかり!


ちょうど、日の出の瞬間は、強風で雲が流れて、そこに日の出があってまるで火事みたいに見えた。

ここは、標高3,400mのゴルナーグラード展望台の上です。下界がこういう風に見えます。見ているだけで涼しくなるでしょう


氷河もこんなに間近に見えます。

でも、やっぱり主役はマッターホルンなのです


気が向かないとすぐ顔を隠すから、時間がとまったかのような静寂で落ち着いたひと時をもつことと、瞬間の変化を見逃さないのがコツです。

でも、このときは虫の居所が悪かったのか、良い顔をしてくれないから、登山鉄道で少し降りてみることにしました。

それから、約2時間後にハイキングコースを歩いて出会った逆さマッターホルンの表情です


最初は、「あれ写っていないや!」と思って、もう少し休憩しながら待ってみます。

すると、こちらの気をひくように湖面に表情の片りんを写し始めます。それから5分後
にこの表情!どうでしょう


振り返り始めた見返り美人の如くですね


これは、自分の撮った作品ではないけど、こんな表情もしてくれています。

マッターホルンはツェルマットの顔です。排気ガスをまき散らすガソリン車は全て拒否し、電気自動車しか走らせない、そんな環境保護のスタンスを忘れない限り、気難しいようでいて、自分に憧れる人間との接点を大切にしている、実に懐の深い山です、マッターホルンは

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