ホリデイ現役添乗員日記

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マッターホルンの表情の変化を追う

2012-07-28 21:59:01 | ホリちゃんスイス
ホリちゃんですスイスへ行ってきました。本職は添乗ですから、もちろん旅程を管理するのが仕事ですが、気難しい山々のとりわけ素晴らしい表情と出会いたくて出かけて行ってる、その点は観光客と変わりません

         

氷河特急でサンモリッツから、はるばる8時間もかけてツェルマットの村までやって来るのは、ひとえにマッターホルンの素晴らしい表情との出会いを求めて!とみんなの顔に書いてある。今回は、ホリちゃんも、連作を描く画家の如く、あるいは特ダネを狙うパパラッチの如く、気難しいマッターホルンの表情を追ってみることにする。

       

ツェルマットに到着して、駅からホテルへ行く間にとった写真第一号。これまで撮ったベストとは言えないが、完成品に近い表情をみせてくれているよね

       

       

       

同じところから撮っても、表情や顔色に変化があるでしょう

       

日の出が5時54分というので、朝焼けのマッターホルンを翌朝見に行ったんだけど、このときは、風が強くて、その風が、頭の部分に居座った雲をどかせてくれないで、少しがっかり!

       

       

ちょうど、日の出の瞬間は、強風で雲が流れて、そこに日の出があってまるで火事みたいに見えた。

       

ここは、標高3,400mのゴルナーグラード展望台の上です。下界がこういう風に見えます。見ているだけで涼しくなるでしょうゴルナーグラード展望台から見える山は数多くあります。日本人にもよく知られた山も多いです。ブライトホーンとか、モンテローザとか、高さも姿も似ているようでいて、みんな表情が違います。

       

氷河もこんなに間近に見えます。

       

でも、やっぱり主役はマッターホルンなのです

       

気が向かないとすぐ顔を隠すから、時間がとまったかのような静寂で落ち着いたひと時をもつことと、瞬間の変化を見逃さないのがコツです。

       

でも、このときは虫の居所が悪かったのか、良い顔をしてくれないから、登山鉄道で少し降りてみることにしました。

       

それから、約2時間後にハイキングコースを歩いて出会った逆さマッターホルンの表情です

       

最初は、「あれ写っていないや!」と思って、もう少し休憩しながら待ってみます。

       

すると、こちらの気をひくように湖面に表情の片りんを写し始めます。それから5分後
にこの表情!どうでしょう

       

振り返り始めた見返り美人の如くですね

       

これは、自分の撮った作品ではないけど、こんな表情もしてくれています。

       

マッターホルンはツェルマットの顔です。排気ガスをまき散らすガソリン車は全て拒否し、電気自動車しか走らせない、そんな環境保護のスタンスを忘れない限り、気難しいようでいて、自分に憧れる人間との接点を大切にしている、実に懐の深い山です、マッターホルンは

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