ホリデイ現役添乗員日記

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異邦人が似合うコスタ・デル・ソルの顔、ミハス

2011-08-10 05:02:01 | ホリちゃんスペイン
ホリちゃんです。地中海に近いスペインの小さな町の話しです。ミハスという町は、マスコミでもたびたびとりあげられてきたアンダルシアのリゾート地です。私たち、日本人はスペイン滞在の日程が8日間しかなく、しかも、他に見たい都市がいっぱいあるため、ミハスでの滞在は、せいぜい1時間半といったところです。それくらいの短時間をやりくりしながら、多くの都市を効率良く回るのが日本人のツアーには、まだ合っているようです ですが、ペンションやコンドミニアムが立ち並び、「知る人ぞ知る」で長期滞在する欧米人が多いのをみると、ミハスは、まぎれもないリゾートです 

   

「白い家並み」は、アンダルシアを代表するイメージのひとつです。ミハスは、観光客を意識して、「白い家並み」をより念を入れて仕上げた、スイスの手作りの町のような雰囲気です。

   

絵葉書とか、写真でもよくとりあげられる、サン・セバスチャン通りは「白い家並み」の象徴となる美しい通りです。

   

   

アンダルシアは、闘牛の発祥の地でもあります。その意味で、アンダルシアのイメージの一つに闘牛も加わりますが、ミハスの街にも、闘牛場があります。しかも、他では見られない、珍しい「四角い」闘牛場です

   

   

ミハスらしく、観客席の後方にも、「白い家並み」が見えます。

   

   

入場入口は、小さな売店のレジのようなところで、若干分りにくいですが、宣伝のポスターがちゃんと貼ってあります。

   

   

その後、町歩きを続けてみると、トロピカルな雰囲気とともに、展望台からミハスの海岸を見下ろすと、海が近い!、地中海が近い!と感動が沸きます。それまで、バスツアーで内陸都市ばかり回って、スペインに来てから、ようやく海を見たお客さんも喜んで写真をとりまくっています。

   

   

時折出会う、「公共交通機関」が「ロバのタクシー」です。

   

ミハスの風物詩です

   

20~30分ほどで、街の主なところを回ってくれます。料金を見ても、10~15ユーロです

  

   

珍しい洞窟教会も、ミハスの名所の一つです。

  

   

ほこらのマリア様と言って、この土地の人にとっては大切なマリア様であり、願いがかなった感謝なのか、願いをかなえるための祈りなのか、豪華な展示にも、驚きます。

   

   

屋根の上には、どこからでも目立つようなマリア像がのっています。

   

「ほこらのマリア様」と訳せるうんちくも書いてあります。

    

ほこらのマリア様のある洞窟周辺にも、海が望める展望台があります。コスタ・デル・ソル(スペイン語で「太陽の海岸」)が近く、代表都市マラガやトレモリノスなどの高級リゾートも近いのです 海にも近くて、地の利を占め、風光明媚であるため、古来多くの民族たちが、ミハスに定住しました。フェニキア人、ギリシャ人、ローマ人、そしてイスラム教徒、「白い家並み」をつくったのはイスラム教徒ですその白い家が気にいって住んでいる人には、外国人が多くいます。人口12,000人のうち半分以上が外国人といいますから、昔から今に至るまで、コスモポリタン都市であり、異邦人がよく似合う町だと言えますね

   

地元の人は、ミハスの乾燥した大地の恵みである、オリーブやアーモンドで生計を立ててきました。アーモンドを使った甘い砂糖菓子「ガラピニャーダ」を売る屋台もよくみます。

   

   

バス駐車場近くの展望台に観光案内所とトイレもある手際の良い町です。いちど、ミハスの街を散策して、異邦人を体感してみませんか?ホリデイツアーなら、チャーターバスで効率良く行けます

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