ホリデイ現役添乗員日記

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パリ郊外の「悪の館」へようこそ!

2012-05-13 19:53:45 | ホリちゃんフランス
ホリちゃんですパリからもヴェルサイユからも近い、イル・ド・フランス、郊外にシャトー・ド・マルメゾンという城館があります。あのナポレオンの最初の奥さんになったジョゼフィーヌのお気に入りの館ですナポレオンが出世して、皇帝まで上り詰めると、自動的にジョゼフィーヌも王妃になります。この王妃が手作りですっかりお気に入りとなった館が、何故「悪の館」と呼ばれるのか?正確なところはわかりませんが、昔から敵軍や異民族の攻撃を受けやすかった、そして疾病や死をイメージする土地柄であったことから、フランス語で「悪の館」を意味する「マルメゾン」の名前が定着したそうです。それでも、皇帝夫妻の財産となった館の名前を、どうして変えようとしなかったか、そのことが不思議でなりません行ってみればわかりますけど、シャトー・ド・マルメゾンは素晴らしい城館です

       

10:00オープンと同時に、鉄格子が開き、門をくぐってすぐ右の売店&チケット売り場で入場料を払い、日本語オーディオガイドを借ります。

       

まだ自慢のバラ園には早く、ジョゼフィーヌ時代、200種の花や植物を栽培したとされる植物園も城館まで向かっていく途中右手にありますが、これからというところです。

       

全体的に3階建てになっていて、入口で受付嬢の前を通過すると、各部屋の前にちゃんと看板があり、オーディオ・ガイドに対応した番号もついていて、説明が聞けます。

       

ちなみに、こちらは、ビリヤード・サロンです。

       

それから、黄金がふんだんに使われている黄金の部屋もあります。

       

       

音楽室はこじんまりしていて「室内楽」にぴったり。絵画はジョゼフィーヌのコレクション。歴代王様や王妃も絵画・造形芸術のコレクションに夢中になって、それがルーブル美術館に発展していくのだから、自分好みに仕上げることも大切!

       

       

食堂も、ジョゼフィーヌが生活した当時そのままです。

       

       

会議室は重要です。ナポレオン法典の編さんやレジオン・ド・ヌール勲章の制定・決議に係わった部屋なのです。

       

肖像画はジョゼフィーヌです。

       

       

図書室もナポレオン法典の構想に大いに貢献した部屋です。

       

       

王妃の部屋をはじめ、通路にも、至る所、ジョゼフィーヌの肖像画がかかっています

       

      

もちろん、ナポレオンの肖像画もあります

       

       

王妃の部屋と王妃の寝室は連続しています。

       

       

       

皇帝の間と皇帝の寝室もありますが、大きな肖像画がかかった、ナポレオン一色の部屋の印象が強かったです。1・2階はこうした部屋や会議室、食堂などですが、3階だけは、興味深い衣装の展示です。3階のSORTIEの看板のところからまっすぐ階段を下ると1階の出口へ通じます。

ホリデイツアーの「ゆとりっぷ」というコースに参加されると、マルメゾン訪れます。

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