ホリデイ現役添乗員日記

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ウィーンのカフェの満喫の仕方

2010-12-26 10:02:23 | ホリちゃん中欧
ホリちゃんです。ウィーンに行く度に、あの町を歩く度に、カフェの歴史や奥深さに想いを馳せています。

        

ウィーンは基本的には「音楽の都」です。

       

国立オペラ座のようにドレスアップが要求されるオペラハウスがある一方で、貴族的雰囲気があっても、ドレスコードが厳しくなくて、そのまま普段着で入れるのが、ウィーンのカフェの良さですね。

       

ウィーンフィルの本拠地「楽友協会ホール」のような有名なコンサートホールがある一方で、「音楽の都」ウィーンには、コンツェルト・カフェというものがあります。
昔から、シューベルトやヨハン・シュトラウスが自作を演奏したように、コンサートや生演奏を開催するカフェをこう呼びます。 

       

もうひとつ、今の時代に「カフェ」というものが、町と市民の間に溶け込んでいて、ほとんど「町の風物詩」にすらなっている都市がパリです。パリでも、ウィーンでも、カフェの役割は3つあります。①喫茶店として、お茶する役割、②レストランとして食事する役割、③居酒屋として、一杯飲む役割、ホリちゃんはそれに加えて、人が集まり、情報交換し、おしゃべりを楽しむ役割を付け加えます。

       

ナッシュマルクトのような庶民的な場所はもちろんのこと、貴族的な雰囲気なカフェでも、おしゃべりを通したコミュニケーションや情報交換は大切なカフェの存在意義です。

       

ビリヤードを通じて、長時間コミュニケーションをとることができます。

       

情報交換の場として、新聞・雑誌もたくさん置いてあるのが望ましいとされています。
それだけでなく、ウィーンには、「政治カフェ」や「文学カフェ」が昔からあって、
政治運動を広める「結社」や文学論・芸術論を闘わせる「サロン」としても、一定の社会的役割を果たしてきました。

        

日本人が行くカフェには「名門カフェ」が多くあります。独自のスイーツ「インペリアルトルテ」を出すカフェ・インペリアル、チョコレートk-キのザッハトルテの老舗「カフェ・ザッハー」などですね。

        

ザッハーはホテル兼レストランもあって、食事もできます。

       

オペラ座近くの「カフェ・モーツァルト」も人気が高いようです。

       

町歩きに疲れたら、ほんのちょっとでも足を休めてスイーツを楽しみながらお茶を飲むのも楽しみですね。そのために、ウィーンには、お茶を飲むカフェ・スペースを設けたお菓子専門店があります。「カフェ・コンディトライ」と言います。

       

ウィーンのカフェに特有のサービスとして、アインシュペンナーやザッハトルテをセットで頼んだりすると、銀盆に水をグラス一杯持って来てくれます。アルプスの雪解け水と遜色ないおいしい水です。

        

ウィーンの環状線(リンク通り)の内側は、魅力いっぱいです。シュトラッセンバーンと呼ばれる赤い路面電車はそれ自体が風物詩です。

       

       

ぜひ、ホリデイツアーでウィーンへお出かけになり、町歩きを楽しんだ後は、カフェにとびこんでみて下さい。きっと、あなたのお気に入りのカフェがみつかることでしょう。

                
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