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ホリちゃんです
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今回の行き先は、自分にとってもそう何回もチャンスが巡って来ない「貴重な」クロアチア・スロヴェニアでした。イタリアやフランスのように、数多くのツアーが出ないのですね!それだけ貴重だと思って、色々準備して出かけたつもりが、大失敗を犯してしまいました。何と、カメラを家に忘れて出てしまったのです
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出発直前に確か、ブログを更新していて、カメラをコネクターでパソコンにコネクトし、写真をパソコンに取り込む「編集作業」を行ったのは良いのですが、そのまま、ブログ更新が終わった安心感からか、パソコンの横にカメラが置き去りになっているのに、気付かないで出てしまった
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でも、起きてしまったことは、仕方がない
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人は、逆境に置かれたときにどう振る舞うかで価値が決まるともいえる
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よ~し!、マチルダに相談してみよう
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私の妻でもあり、添乗員のボスでもあるマチルダに聞いたら、いとも簡単に「新しいカメラ買えば」だって!「火の車」の我が家の台所事情を無視した答えで、まるで相談にならない
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「マチルダ! どこにそんなお金があるの???」と独り言をつぶやいたのは良いけど、とにかく自分にできることをやるしかない、「回りが自分に何をしてくれるか」、ではなく、「自分が回りに何ができるか」を考えよう、とケネディの演説をカスタマイズしているうちに、段々気持ちが前向きになってきました
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というわけで、前置きと言い訳が長くなってしまったのですが、要するに、今回は慣れない携帯電話のカメラを使ったので、失敗、見込み違い、結果オーライ、手ぶれ、ピンボケ、何でもありということで、勘弁して下さい
1発目の写真がこれだもんね!これは、逆光補正機能なしで仕方なく撮った、スルジ山山頂から眺めたドブロブニクの全景
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まずい写真でごめんね
山頂はいつまでたっても日が当って仕方がないので、今度はアドリア海のショートクルーズで撮った写真です。
ここでも、ホリちゃんは写真をバシバシ撮ろうと意気込んでいたのですが、ここでも落とし穴がありました。クロアチアはまだ西ヨーロッパに比べると日本人観光客が少なくて、ガイドさんも日本語ガイドなんかいないので、英語ガイドの話をマイクで通訳してしゃべらなければならず、その仕事と、自分の写真との「同時進行」は不可能でした。
でも、こんなに綺麗だったというイメージは伝えられるつもりです。
ドブロブニクの旧港で、昔の主役の座は新港にゆずりましたが、「アドリア海の花嫁」と称えられる美しさです。
ドブロブニクの世界遺産扱いの旧市街は大体こんな感じなんだけど、ここでも、宮殿や
教会、総督府など、個別の観光地では、通訳優先で写真は撮れませんでした。わずかにひまができたと思ったら、今度はお客様が「写真撮って!」と、ひっきりなしに来る!
恩に着せるわけではありませんが、ブログのために自分の写真を撮るためのバリアも多いんですよ、けっこう! まあ、お客様の写真を撮ってあげるのも、立派な我々の仕事だから、それは良いんですけどね
ドブロブニクは、他のクロアチア都市とは違った道を歩んできた、あの北イタリアで名を馳せたヴェネツィアに比肩されるような交易都市として、アドリア海上で活躍してきたのです。回りはいつの時代も、ビザンティン帝国、ヴェネツィア共和国、オスマン・トルコ帝国、ハンガリー、ハプスブルク家のオーストリアなど、軍事大国ばかり
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これらの国々が、1都市国家にすぎないドブロブニクに攻め込んで、自国領土にしてしまうことくらい、赤子の手をひねるようなものだったでしょう。でも、「独立」をずっと維持してきた「交渉力」と「国家としてのしたたかな戦略」その視点でみても、とても興味深い都市ですが、何といってもその魅力は、世界遺産にもなった「町の景観美」です
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一周2kmの城壁に上ってみると、町の輪郭と魅力がわかります。
クロアチアの人は素朴で親切です。バスドライバーも観光案内に熱心で、一生懸命お国自慢する姿は、微笑ましくも感心させられます。日本人が失ってしまったメンタリティーかもしれませんからね、「お国自慢」というのは
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そのドライバーによると、ドブロブニクは「クロアチアのヴェネツィア」、自分の出身地のザグレブは、「
クロアチアのフィレンツェ」だということです
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その言葉で思わずうなずいてしまうほど、ドブロブニク、クロアチア全体が美しかったです
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他の地域もそうですけど、旧ユーゴスラヴィアはどこへ行っても「観光資源の宝庫」という気がします
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