紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

私のトルコ日記其の6

2012年12月18日 17時20分41秒 | 日記
 古代マヤ文明の暦では12月21日が地球の滅びる日だそうです。トルコのイズミールからだいぶ離れた山上の「小さな村」が地球上で唯一生き残る場所と云われていて、此の村に当日宿泊する予約者が1万人を遥かに越す人数だと云っていました。此の村のレストランで地ワインでの昼食でした。宿屋なんか無いので恐らくは「テント」でしょう。
 トルコ人の日本好きの原点は明治時代にトルコからやって来た600人乗りの表敬の軍艦が帰りに台風に会い、「串本沖」で遭難したこと・・・串本の人達は荒海の中泳ぎついた生存者50名を救助し、親身に介助して後日本から送り返し、亡くなった人達のお墓まで造って手厚く葬ったそうです。其の恩義のお返しで、イラン・イラク戦争で脱出する手段の無かった日本人200名余りをトルコ人救助に向かった「トルコ航空機」に乗せました。飛行機に乗るはずだったトルコ人達は、この飛行機に乗れずに、全員バスで国境を脱出したそうです。トルコは治安も良いし、親日的だし私の思っていたはるか想像以上の良い国でした。広い平野を走る200キロ300キロの「国道」も全て「上下4車線」の高速道路並み、途中の休憩所も大型で食事や土産物等、手洗いも綺麗・・・全然苦になりませんでした。結構日本語も通じました。かみさんの目的は宝石の「トルコ石」で、王妃の好みのリングだったデザインのダイヤモンドをあしらった指輪(トルコ石と、ダイヤの保証書付き)、消費税が18%掛かっていて、無課税の18%オフからマイナスの3割引に迄・・・およそ表示価格からすると、半値に近い値段が成立しました。ゼスチャーでわざと諦めて帰るふりしたのが効いたようです。帰り「空港で税関」にパスポートと、現物の指輪を写真に撮られに行きました・・・店と税関との確認だそうです。
 写真は、カッパドキアの奇岩の一つです。