紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

月参り「お一日参り」(おついたち)

2012年12月01日 17時27分23秒 | 日記
「1年の計は元旦にあり」「1ヶ月の計は1日にあり」「1日の計は朝にある」、そして、船場商人や、浪速の花街では一日の日は繁盛のお礼も、お祝いも込め、この日は「お赤飯」を振る舞い頂きました。赤飯の事を「赤めし」と云う人もいました。昔の人は、毎月1日には氏神さん(地元の神社:本当は一族の先祖)にお参りをし、毎朝、先ずは、お天道様(おてんとうさま)を拝んでいたと云います。京都まで出かけ、伏見稲荷さんに参拝している商売人達も結構居ます。大阪中央区の会社の時代は先代に連れられて京都嵐山の「車折神社」に「月参り」していました。先代が亡くなった後は、私が毎月のお参りを引き継いでいました。(40歳頃から69歳高知に帰るまで続きました。有難い事に生え抜きの後輩の社長が引き継いでくれました)
 私個人の習慣では一日の日にお墓参りをさせて頂くのですが、幸いにして十年あまり毎月毎月続いています。100歳でなくなった母の命日がたまたま九月1日だったと云う因縁も有ります。
 今日はかみさんの両親の寝屋川の墓地でついたち参りでした。普段の日と違ってお参りする人が多かったです。私の葉山の墓参りは29日大阪向けて葉山を出る前に行ってきました。(お参りを手前にとるのは差し支えないのです)
 写真は、葉山の庭、八百八十八ヶ所足摺岬から移住しているツワブキです。夏に熟して放ったトマト・・・自生したトマトの葉っぱが元気です?冬だと云うに、実が生っています。