紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

私のトルコ日記其の1

2012年12月13日 18時50分01秒 | 日記
 トルコと云う国を認識違いしていました。国土はアジア領域が90%以上の「シルクロード」の西の果てです。オスマントルコ時代の首都・イスタンブールが最終地です。紙の業界で「チグリスユーフラテス川」の「葦」を叩いて伸ばし文字が書けるようにしたのが紙の始まりだと教えられていましたが、其のパピルスが「統制」され販売を限定されていた事は知りませんでした。宗教の教典の普及にかかわる制限だったのです。仕方なしに、「羊皮紙」(パーチメント)が工夫されて使われたのです。シルクロードの最終地、古代トルコには立派な図書館(遺跡)も有りました。
 叉、トルコには世界中で一番古いキリスト教会が有ります。イスラムの国になる前の古代トルコ時代です。トルコはイスラムの国だと思っていましたが、独立運動の成功者・国民の父「初代・ケマル大統領」がそれまで「国教」であった「イスラム教・国教」を廃止、自由にし、イスラムの「一夫多妻精度も禁止」し「政教分離」のヨーロッパ風の国に成っていたのです。
 写真は、イスタンブールの空港、上空の物です。