要らない空港は廃止して、必要な空港を建設せよ

　日本には90以上の空港があるが、本当にすべて必要なのだろうか。たとえば茨城空港。近くに成田空港があるのにわざわざ開設させた意味がさっぱり分からない。一日数便しか発着しない茨城空港など何の価値もないのではないか。神戸空港もしかりである。近くに関西国際空港、伊丹空港がある中で、わざわざ開設した意味がない。しかし一度作ってしまったからには、関空と航路で結合し、実質的に１つの空港として機能させるべきであろう。
　反対に絶対につくるべき空港もある。その代表が北東京国際空港（関東空港）である。首都圏は人口のわりに空港が少なすぎる。羽田の需要が逼迫しており、追いついていない。成田は遠い感が否めない。そこで埼玉県の荒川河川敷にあらたに国際空港を建設すべきなのである。武蔵野高速鉄道が乗り入れることで東京県西部からのアクセスが大幅に向上すれば、東京圏西部から遠い成田にかわり首都圏の国際空港としての地位は不動のものになるはずである。これで首都圏の空港不足は一気に解消できる。