鉄道改善案

鉄道改善提案、延伸、新線構想、理想ダイヤ、理想配線図、車両デザイン批評、鉄道と地域、都道府県・市町村改編、交通改善総合

陰陽連絡線(新幹線)構想 -広島と山陰を結ぶ路線を建設せよ-

2014年12月21日 | 中国
1.広島~中海経済圏に新幹線を建設せよ
 広島市は中国地方の中心都市にも関わらず、山陰地域へのアクセスが悪い。そこで、広島~大田市~出雲市に単線の新幹線路線を建設、相生~鳥取~米子~出雲市を結ぶ山陰新幹線と結合して、広島-大田市-出雲市-松江-米子に新幹線列車を運行すべきである。広島~米子に「くにびき」を運転することで、広島と中海経済圏の所要時間が大幅に短縮し、高速バスからかなりの利用者がシフトする。

2.浜田方面にも高速新線を
 同様に広島から島根県西部への鉄道アクセス線が存在しない。そこで芸備線玖村から上記の新幹線に並行し(狭軌標準軌並列の複線で)大朝まで至り、大朝から山陰線浜田まで新線を建設すべきである。広島-安芸千代田-浜田-益田(一部は江津、温泉津)に特急「いわみ」を運転して利便性を向上すべきである。

 松江方面への新幹線および浜田方面への高速在来新線の建設により、広島市とつながりの強い中海経済圏および石見地域とのアクセスが大幅に向上し、松江、米子など山陰主要都と広島市が結ばれることで、広島市は名実ともに中国地方の中心都市となることができる。世界遺産・石見銀山へのアクセスも大幅に向上する。


山陰新幹線(青)および浜田への在来高速線(赤)。玖村~大朝は狭軌標準軌の並列複線とすることで工費を節減できる。

3.防府~山口~萩に新線を
山口県は南北方向の鉄道アクセスがよくない。松下村塾のある萩に行きたくても、新幹線で新山口からの直通列車が走っておらず極めて不便である。そこで防府~山口~萩に「長防線」を建設すべきである。これにより山口-萩のアクセスが大幅に向上するうえ、県下一の平野である防府市と県都の山口市が結ばれる。新山口-山口-萩-長門市に特急「松陰」を運転して利便性を向上すべきであろう。



陰陽連絡特急(提案したもの)の停車駅
くにびき(新幹線):広島-(安芸千代田)-(邑南)-(石見銀山)-大田市-出雲市-(宍道)-(玉造温泉)-松江-(安来)-米子
いわみ:広島-安芸千代田-大朝-浜田-三保三隈-益田/-都野津-江津
松陰:新山口-湯田温泉-山口-萩-長門市