鉄道改善案

鉄道改善提案、延伸、新線構想、理想ダイヤ、理想配線図、車両デザイン批評、鉄道と地域、都道府県・市町村改編、交通改善総合

青森県の鉄道改善

2015年01月14日 | 東北
1.青森中央駅を設け新幹線を接着せよ
 青森駅はスイッチバック構造になっている。これは青函連絡船への乗り換えの都合であったとはいえ、今となっては不便な構造である。そこで青森駅南東部に青森中央駅を新設、スイッチバックせずともよいようにすべきである。さらに東北新幹線のルートを微修正して青森中央駅に接着するようにすべきであろう。青森中央駅を青森市の新たな玄関口とせねばならないのである。


2.五能線ルートを改善せよ
 五能線は五所川原から川部に向かうが青森駅に向かう場合遠回りである。そこで下図のようなショートカット新線を建設すべきである。また現路線の接続方向を弘前方面に変更して五所川原と弘前をスイッチバックせずとも結べるようにすべきである。


3.南部縦貫鉄道復活延伸構想
 南部縦貫鉄道はレールバスがよく似合うのどかなローカル私鉄だったが廃止されてしまった。しかし路盤は残っており、少し手を加えれば復活は可能である。沿線には新幹線の七戸十和田駅があり、接着すれば新幹線アクセス路線として有用だっただけに廃止が悔やまれるが、今からでも遅くないので復活すべきであろう。また十和田~八戸を新たに建設し八戸-十和田-七戸-野辺地というルートを開拓すべきであろう。この路線はJRが買収するか青い森鉄道に組み入れるべきである。


4.青い森鉄道は中途半端すぎる
 青い森鉄道は東北本線が並行在来線になったことで生じた第三セクターだが、枝線の大湊線や八戸線がJRのままでは何とも中途半端すぎる。これらの路線も全て第三セクターに移管する(大湊線は青い森鉄道、八戸線は三陸鉄道がよい)か、いっそ並行在来線の第三セクター化をやめて従来通りの東北本線のままにすべきである。いずれにせよ、現行の並行在来線のみ第三セクターというやり方は理解できない。

5.第2青函トンネル
 JR北海道の項でも述べたが、第二青函トンネルを建設すべきである。
 北海道新幹線の開通により青函トンネルは新幹線と在来線の共用となる。そこで問題となるのが貨物列車だ。新幹線に追いつかれダイヤ上の支障になり、新幹線とのすれ違いの際に風圧で荷台が倒れてしまうのではないかと心配されている。トレイン-オン-トレインなどが研究開発されているがどこまで実用化できるか未知数である。
 そこでこの問題を根本的に解決するには在来線専用の青函トンネルをもう一本つくることである。ルートは下北半島の北端から函館に至るものがよいであろう。かつて青函トンネルをつくる際、地質の関係で下北半島経由から津軽半島経由に計画変更されたと聞いているが、現在の最新技術をもってすればそれは問題にならないであろう。このルートでの掘削は十分可能である。