水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

首都直下の前兆か 地震頻度高止まりという。 発生時のシナリオと連動性仮説の紹介。  

2013-06-05 | 地震・津波関連

'13-06-05投稿

 地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに震動する日常茶飯事な現象ですが、昨近、伝えられる大規模地震予測、特に、海底地震によって誘起される大津波の発生メカニズムはどのようになっているのか?個人的に不詳につき、関心を持っています。

 
既報台湾中部でマグニチュード6.5の中規模地震(2013-03-29) と06-03のマグニチュード6.3の2つの地震を挟んで環太平洋火山帯の活動が活性化しています。

フィリピン・マヨン火山が噴火(2013-05-09)に引き続いて、メキシコの火山が噴火 (2013-05-18)、鹿児島の桜島で1日に5回の爆発的噴火(朝日新聞2013-05-18が発生しており、世界各国への地震・噴火の連動性は?と 既報富士山で異変!巨大地震の予兆か・・・。で記載したように、巨大地震との連動性への可能性もあり、杞憂しています。

 個人的には、一昔前、三原山噴火の連動で富士山が噴火するのでは?と一時騒然となったが、結果として幸い?にも発生しませんでした。
 既報今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:'11-03-13~'13-03-25)と今後への期待(2013-03-27)に記載したように、火山噴火に関しても、的確な予知が科学的に的中できない現状であり、大中小は別にして「またか」「こんな所で」が偽わらざる心境です。

 ピンポイントな震源位置(おおよそ50km範囲)、深さ(約10km)および時期(外れても±1日、望ましくは1hr前)の予知・解析技術は現状確率されていないので、予兆現象に係るメカニズムを解明して、遅くても1時間前までには予知・予側の速報公開を期待していますが、 大津波を誘発するM8.5クラス、震源深さ10kmの地震さえ来なければとは思っています。

 特に、休止中、復旧中も含めて、全ての原発周辺での巨大地震・津波だけはないように祈っています

 

 過去および3.11後における東海、駿河湾、首都圏、および、富士山?、東南海、福島県沖?、十勝沖など巨大地震に係る物騒な予測もしくは予報は幸いにも?ことごとく発生していませんが、本ブログで検索した3.11後の巨大地震予測では的中していません。
 しかし、ピンポイントはさておいて、いずれやってくるのは通例で災害は忘れた頃にやってくるとはけだし名言とは思われ注意喚起には有効と思われます。

 一方、
「 火山噴火に関しては、1ヶ月前に噴火はわかる!
 京都大学教授、鎌田浩毅氏(火山学、地球変動学)によると、火山の下にあるマグマが上に動き出すと、まず最初に、人間が感じることができない低周波地震が起き、その後に有感地震が起き始めて、噴火となる。最初の低周波地震は、噴火の1ヶ月前に起きるとされ、これを「1ヶ月ルール」
という。
(引用:富士山噴火「1カ月ルール」とは? 被害と噴火時期の予想・予言http://happism.cyzowoman.com/2013/05/post_2425.html

  今回は、ご多聞にもれず言い古されている首都圏直下の巨大地震に係る情報と斬新な連動性地震に係る記載を個人的なメモとして、この際、調べました。

zakzak
首都直下の前兆か 地震頻度高止まり 台湾、フィリピンで不気味な活動
2013.06.03
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/
20130603/dms1306031546004-n1.htm

首都圏でマグニチュード(M)3以上の地震発生頻度が「3・11」以降、3倍程度で高止まりしていることが3日までに分かった。2日には台湾で2人が死亡したM6・3(推定)の地震が発生したほか、フィリピンでもM5級の頻発で多数の負傷者が出ている。日本と同じ「環太平洋地震帯」での活動は首都直下などわが国周辺での大地震を誘発しかねないだけに、不安は膨らむ。

 首都圏での発生頻度高止まりは、東北大の遠田晋次教授(地震地質学)らの分析で明らかになった。地震の数は、東日本大震災の前は1週間に1回程度(1日当たり0・15回)だったが、2012年12月の段階でも2~3日に1回程度(同0・43回)と約3倍起きている。

 大震災を受けて頻度が上がり、その後は下がっていくと予想されていたが、元に戻るペースが遅く、将来の巨大地震発生の確率も押し上げているとみられる。

 今後数年間は高止まりが続くことも考えられるという。遠田氏は「普通の地震では考えられないような現象が起きている可能性もある」と指摘している。

 日本と同じ環太平洋地震帯では2日、台湾の中部で起きた強い地震により、2人が死亡、1人が土砂崩れに巻き込まれて行方不明になった。フィリピンでも1日から2日にかけてM5級の地震が相次ぎ、30人以上が負傷した。

 一連の活動について、武蔵野学院大の島村英紀特任教授(地震学)は、「台湾もフィリピンも日本と同じく、フィリピン海プレートに影響される場所にある。(首都圏の頻度高止まりとの)関連性は不明だが、同プレートの動きが活発化している可能性は高い」とみている。

 首都圏はフィリピン海プレートを含め計4つのプレートがぶつかり合う地域で、過去に多くの大地震が起きてきた。フィリピン海プレートの活動から目が離せない。」という。

首都圏でマグニチュード(M)3以上の地震発生頻度が「3・11」以降、3倍程度で高止まりしていることが3日までに分かったという。

 この原因について個人的には不詳であり、仮説の提案を期待しています。

 次に、オカルト的と銘打って、的中率を誇る地震、火山噴火などの予知・予測の方法に係る記載を調べました。本件、現状発生していませんが、連動性発生予測として着目しました。
 実際の連動性は既報
地震および津波に係る記載(その52:プレートの動きに影響する要因に係る整理)
(2013-06-02)
火山活動を加速させる要因、および環境放射能
地震および津波に係る記載(その51:大陸移動による奇妙奇天烈なプレートの動きがあるという。)
(2013-06-01)

によって、誤差が生じていると推測しています。

ハピズム フシギパワーでちょい上ライフ!

 実績のある予言!
富士山噴火と巨大地震は4月24日に起きる!?
 点と線が示す、当たり過ぎる予言2013.04.18 
http://happism.cyzowoman.com/2013/04/post_2236.html

 「去る4月17日、巨大掲示板に富士山付近の地震を予言する奇妙な図が書き込まれ、話題を呼んでいる。

 それは、ここ2週間以内のうちに、M5を超える強い地震があった「宮城沖」「淡路島」「三宅島」を点と線で結ぶと、「富士山」を示すといった内容だ。

fujisan.jpg
富士五湖周辺!?

 実は、ハピズムでも“地震の起きた場所を結ぶと次に起きる地震がわかる”この現象を取り上げており、実際にこの方法を使って淡路島の地震を的中させたTwitterを紹介した。(記事はコチラ)

 それは、4月6日に投稿されたツイートで、「4月5日にM6.2の地震が起きたロシアと4月6日にM7.1の地震が起きたパプアニューギニアを線で結ぶと、淡路島に当たる」という内容。淡路島の地震を1週間前に予知していたのだった。

awajishima.jpg
画像はTwitterより

 単純計算となるが、これを踏まえると、巨大地震が起きた1週間後に、新たな場所で巨大地震が起きることになるため、今回話題となっている「4月7日にM7.2の地震が起きた宮城沖」「4月13日にM6.3の地震が起きた淡路島」「4月17日にM6.2の地震が起きた三宅島」の場合、遅くても4月24日ごろに富士山付近で地震が発生するのでは? と推測できるのではないだろうか。

 また、4月17日に「NEWSポストセブン」が報じた記事によると、地震と火山の噴火は、どちらもプレートの移動によって起こるという点で非常に関係性が高いとのこと。火山の火口の下には、マグマが滞留している「マグマだまり」というものが存在し、プレートの移動で「マグマだまり」に影響がおよぶと噴火につながるそうで、その「マグマだまり」が東日本大震災以降、刺激を受けて地下数キロメートルまで迫ってきているというのだ。

 いよいよ秒読みとなりつつある富士山の地震、そして噴火……オカルト的な話ではあるが、万全を期することに越したことはないだろう。」という。

⇒連動性がどのような科学的な根拠で発生するかは度外視しているようですが?

 既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 敢えて、妄想すれば、
地震はニュートリノなど物質透過性の高い放射線が地下マグマの活性化を誘起しているのだろうか?今後のカムランドスーパーカミオカンデなどの実験成果に期待しています。

また、既報の引用http://cocorofeel.blog119.fc2.com/blog-entry-8109.html
詳しく見るにおいて、ニュートリノが地震連動性にと関係するという仮説が提案されています。


まずそのコメントの紹介です。

はじめまして。いつも興味深く読ませていただいております。まゆみさんのブログで「ニュートリノ」を教えていただきました。ありがとうございます。

21日の深さ10kmの広島の地震の震源は、玄海原発とスーパーカミオカンデを結ぶ直線上にあります。20日から21日にかけて10回起きた深さ10kmの茨城の地震の震源は、J-PARCと女川原発を結ぶ直線上にあります。

さらに、13日の4回の会津の地震、18日の3回の福井の地震(いずれも深さ10km)の震源は、敦賀原発と女川原発を結ぶ直線上に位置し、その真ん中にはスーパーカミオカンデがあります。

「いいかげんもうやめてくれ! 日本が壊れちまう!」
(世界支配層による核爆弾の人工地震なんて、うそっぱち??)

2011/11/22
関連投稿:地震および津波に係る記載-2ニュートリノの素性と発生規模に及ぼす影響度
原発関連の使用済み燃料から46時中発生しているという。


 個人的なメモとして、
既報までの断片的に調べたニュートリノに係る記載
参考関連投稿:
放射化現象に係る投稿(その9:環境放射能ニュートリノに係るKamLAND 実験研究の現状と期待)
原子炉から飛んでくるニュートリノや、地球内部から 来るニュートリノ、太陽からくるニュートリノなど自然界のあらゆるニュートリ ノを捕え、ニュートリノと自然の謎に迫る画期的な実験

地震の予兆(電離層の電子数の変化)と関連があると想っています。
参考投稿:
地震および津波に係る記載(その28:3.11震災による超高速波動の観測とそのメカニズムについて)(2013-01-28)

 太陽フレアーからのベータ(電子)放射(粒子)線、ベータ壊変時に副次的にニュートリノが発生するという。 

崩壊例(クリック拡大) 

  

 太陽などの核融合反応のエネルギーのほんの一部として発生するニュートリノは陽子や電子などと同じミクロの素粒子であり、ニュートリノは光速で伝わり、基本的には他の環境放射能、放射線とは異なり、他の素粒子とほとんど作用し合うことなく物質を突き抜けるという。

 環境放射能、放射線とは、宇宙/太陽、地下マグマ、原発、核実験などから、環境中に放出されている巨大なエネルギーを持つ放射性物質(放射能)、アルファ線、ベータ線、中性子線など粒子線による放射化もしくは励起によって、環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などのさまざまな電磁波を発生させて最終的にはになると想っています
詳しく見る>>

44.太陽から地球へくるエネルギーは?名古屋大学
http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/naze/sun/sun44.html

 「太陽からは、いろいろな形のエネルギーが放出されています。太陽風はそのうちの1つ。太陽から放出しているエネルギーの中で最大のものは、光のエネルギーです。地球で受け取る太陽光のエネルギーは、1平方メートルあたり約1.4キロワットにもなり、この値は太陽定数と呼ばれています。光のエネルギー量は比較的安定しており、太陽活動周期に伴って太陽黒点数が増減しても、変化はたったの0.1%程度。
 2番目にたくさんのエネルギーを太陽から運び出してくるのが、ニュートリノと呼ばれる粒子です。ニュートリノはどんな物質でも透過してしまう性質があるので、エネルギーは多くても、地球環境にはほとんど影響しません。
 そして、3番目が太陽風。太陽風が太陽から持ち出してくるエネルギーは、光に比べると100万分の1程度にしかなりません。しかし、太陽風は太陽黒点の増減に応じてその構造を大きく変え、また太陽圏の中の磁力線の構造も大きく変わるので、地球環境との関係において重要です。」という。詳しく見る>>


参考情報:
太陽光線http://www.naoru.com/taiyo-.htm

  基本的には、ニュートリノの物質透過性が大きいといわれていますが、
ウィキベディアによれば、
主にマントルを構成するかんらん岩などの超塩基性岩、(SiO2含有量(重量%)が45%以下の岩石から成る下部マントルと核の組成に感度があるという。
他の素粒子とほとんど作用し合うことなく物質を突き抜けるということは、放射化、励起とは無縁なのかと想われますが、実際は超塩基性岩、(SiO2含有量(重量%)が45%以下の岩石)に感度があり、
 また、既報放射化現象に係る記載を調べました。(その10-8:地震予兆現象と環境放射能との関係)によれば、水の励起によって微弱な発光をするという。


 感度があるということは、そのような物質には吸収されて、放射化もしくは励起され易く、結果的にどのような放射線・電磁波を発生させているのだろうか?と最近想っていますが、現状個人的には不詳。

 上記と関連して、地球内部のマントル、核のみならず、大気中に浮遊介在している有象無象の黄砂、放射能などエアロゾルに対して
ニュートリノが吸収され易い物質が存在すれば、「爆縮現象」(大きな地震の直前にガイガーカウンターのバックグランド計測値が一時的に異常に低くなる現象)との関連はさておき、環境放射能の変動要因として、そのばらつきにも間接的に影響している???可能性も妄想されます。

 参考投稿:
環境放射線量の変動メカニズムに係る記載(その1:環境放射能量の変動要因の整理)
環境中の放射線量測定値のばらつき要因に係る考察

 

  また、その作用として、既報【再掲】元素変換による放射能消染(低下)の原理の紹介 その可能性に係る雑感で記載したように、仮説の段階と想われますが、

放射能除去法纏めサイト

 メニュー3(関連記載を一部抽出しました。) によれば、
ニュートリノ・器具・機器等 (項目2・9)
「近年、世界各地で炭素14など放射性元素の半減期縮小が報告されているが、太陽活動と同期し、他の傍証も考え合わせ、ニュートリノに拠る現象だとの説が挙がっている。・・・」という。本文を詳しく読む>>

「地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、 
東北大学 地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成

 放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
– 観測地殻熱流量~44TW (31TW)
– U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW
 238U 235U     232Th       40K

ニュートリノ観測は,地球科学,特に深部組成と熱収支に関するユニークな情報をもたらす.
・・・
• KamLAND 実験によって,地球ニュートリノの観測が現実になった.・・・
全地球的な議論ができるようになった.・・・」という。
引例文献詳しく読む

 
 また、既報(その2)の引例にて、電磁波(マイクロ波)による
電子レンジ効果(仮説)によるマグマ活動の活性化に及ぼす要因として考えられます。

 マイクロ波のさまざまな地殻組成に対する透過性はどのようになっているのか?
 
<宇宙空間に存在する電磁波>

     
(google画像検索から引用)

 環境放射能である電子線(ベータ線)、ミューオン、ニュートリノ(放射能のベータ壊変に伴って発生する粒子線)の砂鉄への影響はあるのだろうか?放射線の透過は砂鉄の方が鉄鉱石より大きいと思われます。

 参考関連投稿:
火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)

なぜ砂鉄鉱床地域で震度5以上の地震が発生し易いのか?に係る雑感
(2012-12-22)


 

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