水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

チリでM6.7中規模地震後、群発地震という。連動性に係る情報の紹介

2014-03-27 | 地震・津波関連

'14-03-27投稿、追加・修正

 既報(2013-04-13 )にて、M8前後以上の大規模地震の予兆とも言われ、未曾有に連発していた国内外のM5以上の中規模地震。
(詳しくは、文末に記載した参考データを参照)

昨今、沈静化していましたが、

最近、チリ沖にて久しぶりに中規模地震が発生して、その後も群発地震が発生しているという。

既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 tenki.jp
過去の地震情報 
によれば、
2014年3月17日 6時17分頃 南米西部 M6.7
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20140317062309.html

「17日06時17分ころ、海外で規模の大きな地震がありました。

この地震による日本への津波の影響はありません。

震源要素を訂正します。

詳しい震源の位置はチリ北部沿岸です。
観測された各地の津波の高さは以下のとおりです。
国・地域名      検潮所名              津波の高さ
チリ         パタッシュ             0.3m
チリ         ピサグア              0.2m
チリ         イキケ               0.2m
PTWCでは17日7時26分に津波情報を発表しています。」という。

南米西部沖地震といえば、
3.11との連動性がありそうで気になる予兆でないか?と思われます。

 

 発生時刻▼ マグニチュード
  2014年3月17日 6時17分頃   M6.7  
  2013年9月26日 1時43分頃   M7.2  
  2012年10月1日 1時32分頃   M7.4  
  2012年3月26日 7時37分頃   M7.2  
  2011年2月12日 5時5分頃   M7.0  
  2011年1月3日 5時20分頃   M7.2  
  2010年8月12日 20時54分頃   M7.2  
  2010年3月11日 23時40分頃   M7.2  
  2010年2月27日 15時34分頃   M8.6  

 以前から、提案されている環太平洋火山帯と太平洋プレートの周辺地域に属するわが国とバヌアツ、ソロモン諸島との長期スパンの連動性があるというが、南米の地震についても個人的には連動性があるのでは?と想われます。引用:http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130207/dms1302071532013-n1.htm 

  既報【注目】小規模地震発生地域と大規模地震との連動性に係る情報 小規模地震の群連発には要注意か?!(2014-03-11) に記載しましたように、
 巨大地震が発生した三陸沖において3.11前の数日間小地震が群連発していたことが特筆されます。 >>詳しくは

 今後、小地震の群連発が特定の地域で発生する場合は、巨大地震の予兆のひとつとして、警戒すべき現象かもしれない?と個人的には妄想されます。

 大規模地震への連動性といえば、
 一般的には 「Livedoor Blog 天下泰平」によれば、
 「バヌアツ地震と日本の地震」で診られるように、遠隔地域同士が連動するという。
太平洋プレートは必ずしも一枚岩ではなく、
さなざまな亜プレートから構成される地殻・地質構造の複雑性に起因する影響を
個人的には推察していますが、何らかの連動性あっても不思議ではない?かと想われます。

 要するに、巨大地震の予兆として、大した揺れを感じない小さな地震の群連発だからといって
油断せず、今後注意することが必要ではないか?と想われます。


  
参考関連投稿:
海溝沿いの「ゆっくり滑り」 巨大地震の引き金か 発生予測に応用期待したいという。(2014-03-12) 

 ちなみに、2010年までの中規模地震を引用記載しましたが、M5以上の地震は環太平洋火山帯のみならず、イラン、四川の中規模の地震からみて、ユーラシア大陸内部まで影響しているのだろうか?
参考投稿:
地震および津波に係る記載(その42:太平洋プレート周辺地域での中地震に係る考察)

 引用:地震情報のまとめ速報
http://jishin.b5note.com/xn-qckua0a9340d8nxb/14664/
東京大学地震研究所の2010までの30年間のデータ。

  

<参考データ>

国内外のM5以上中規模地震発生地域

前提: M5以上の地震
     
黒字:海外発生分 太字:マグニチュード(M)約7クラス以上 
火山帯: (環太平洋)、(ヒマラヤ)
プレート:太(太平洋) ユ(ユーラシア) フ(フィリピン海)
             イ(インド) 北(北米) 南(南米) ア(アフリカ)


引用:過去の地震情報 tenki.jp
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/
entries?order=&desc=1&max_level=level_4

 日時    地域 マグニチュード   深さ  プレート/火山帯  
           (M)     (km)           
'12-
04-29  千葉県北東部M5.8    50     ユ/K    

05-24  青森県東方沖M6.0    50    太-ユ/K          

07-03   東京湾 M5.4      100   太-ユ/K
07-10   長野県北部 M5.2     10     ユ/K 
08-22   十勝地方南部M5.1       50    ユ/K  
08-25   十勝地方南部M6.1       50    ユ/K
08-26   福島県沖M5.1       90    太-ユ/K
08-30   宮城県沖M5.6       60   太-ユ/K

09-14  千葉県北東部M5.1        40     ユ/K

10-03  宮城県沖M5.1             50   太-ユ/K
10-25  宮城県沖M5.6          50   太-ユ/K 

10-28 カナダ西岸 M7.7          太/K
11-03  福島県沖M5.1       30    太-ユ/K
11-09  福島県沖M5.5       20    太-ユ/K
11-11 ミャンマー中部 M6・8       イ-ユ/H


11-08
中米グアテマラ M7・4  41    太/K

11-
13  アラスカ湾 M7.4         北-ユ/K
11-16   チリ北部 M6.1
11-24  宮城県沖M5.2               60   太-ユ・K

12-02  バヌアツ沖M6.4      34  イ-太-フ/K
12-07         10  太-ユ/K
12-15  福島県沖M5.3        30   太-ユ/K
12-15  茨城県沖M5.0        30   太-ユ/K
12-21  宮城県沖M5.3               50  太-ユ/K
12-29  福島県沖M5.0        50   太-ユ/K
12-29  宮城県沖M5.4        40   太-ユ/K


'13 -
01-02  ソロモン諸島 M6.3     26  イ-太-フ/K
01-10  福島県沖M5.0         40   太-ユ/K
01-22  茨城県沖M5.2         20   太-ユ/K
01-24  根室半島南東沖M5.2    70   太-ユ/K
01-28
  茨城県北部M4.9       70    ユ/K
01-28  沖縄本島近海          50  ユ-フ/K
01-31  茨城県北部M4.7       10    ユ/K
02-02                    110   太-ユ/K
02-09 ソロモン諸島 M8.0     26  イ-太-フ/K
02-09  茨城県沖M5.4         20   太-ユ/K
02-12
 南米コロンビアM7     129m? 太-南/K 

02-25 栃木県北部M6.2         10    ユ/K
02-28
  バヌアツ沖でM6.0       10  イ-太-フ/K

      
カムチャツカ半島沖M6.9  52   太-ユ/K


03-21  
フィジー沖でM5.0 

 台湾中部でマグニチュード6.5の中規模地震 発生 次はどの地域か着目したい。(2013-03-29 )と思っていましたが、その後も相変わらず国内外で連発

 参考情報:
<世界の火山帯>              <世界のプレート>  
   001

  引用:http://www.palacap.co.jp/ex/index.html 引用:

  <海底の大山脈>
      (google画像検索から引用)


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