'14-03-06投稿、追加・修正
M8前後以上の大規模地震の予兆とも言われ、昨年、未曾有に連発していた
国内外のM5以上の中規模地震は昨今、沈静化していますが、
参考関連投稿:
3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’13-4-11)
(2013-04-11)
3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’14-1-18)
(2014-01-18)
昨今、生物多様性に係る記載(その6:日本海沿岸で深海生物ダイオウイカの捕獲に係る情報)(2014-02-26)、地震の前兆という海水温上昇 茨城〜房総沖が福島~宮城沖に拡大! 更に三陸・東海沖にもという。(2014-02-20)、大地震の前兆か?茨城県でボラが大量発生!という。(【再掲】地震予兆いろはカルタの紹介)(2014-02-06)といった前兆とも思しき現象が発生していますので、地震が発生し易いと予測されている地域では警戒することに越したことはありません。
参考関連投稿:
巨大地震が発生しやすい場所示す「全国地震予測地図」最新版
(2012-12-23)
既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。
最近の震度1以上の小規模地震に関して、
tenki.jp
過去の地震情報
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/entries?order=&desc=1
の震源地ごとの地震観測回数にて調べてみると、
期間:2013年11月27日~2014年3月7日
2014年3月7日 1時30分更新
地震観測回数 | 震源地 | 地震規模 の最大 |
---|---|---|
52回 | 宮城県沖 | M5.6 |
51回 | 茨城県北部 | M5.4 |
37回 | 福島県沖 | M5.3 |
30回 | 岩手県沖 | M5.0 |
28回 | 千葉県東方沖 | M5.5 |
地震観測回数 | 震源地 | 地震規模 の最大 |
---|---|---|
68回 | 宮城県沖 | M5.0 |
44回 | 茨城県北部 | M5.4 |
40回 | 福島県沖 | M7.1 |
32回 | 千葉県東方沖 | M5.5 |
28回 | 茨城県沖 | M5.5 |
と概ね同様な結果であり、
一般的にいう3.11後の余震の影響と想われます震度5前後の中規模地震は発生していませんが、小規模地震の発生が圧倒的に福島県沖を挟んだ東日本沿岸に多いようです。
ゲンダイネット 2014年2月22日
汚染水で脆い地盤がユルユル…福島原発“敷地ごと崩壊”危機http://gendai.net/articles/view/newsx/148186
ということから、震度6前後の大規模地震には繋がっていませんが、
砂鉄鉱床および環境放射能との関連で個人的には気になるところです。
参考関連投稿:
[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?
今回は、
既報昨今の小規模地震発生地域と大規模地震との連動性に係る情報
(2014-03-06) に引き続いて、
既報3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’13-4-11)の調査結果を含めて、
3.11前の震度1以上の一般的には見逃しやすい小規模地震も含めて、
発生地域と回数について、
巨大地震発生との連動性との関連でどのようであったのか?調べました。
先ず、
既報で調べた中規模地震の発生について一部抽出しました。
三陸沖で震度5弱が2日前に発生していましたが、過去の発生事例からみて、特に、東日本大震災に繋がった巨大地震の前震とは個人的には思えません。
発生時刻 震源地 マグニチュード震度
~3.11 (赤字:東日本沿岸地域)
|
2011年3月9日 | 三陸沖 | M7.2 | 5弱 |
2010年10月3日 | 新潟県上越地方 | M4.7 | 5弱 | |
2010年7月23日 | 千葉県北東部 | M5.3 | 5弱 | |
2010年6月13日 | 福島県沖 | M6.2 | 5弱 | |
2010年3月14日 | 福島県沖 | M6.6 | 5弱 | |
2010年2月27日 | 沖縄本島近海 | M6.9 | 5弱 | |
2009年12月18日 | 伊豆半島東方沖 | M5.3 | 5弱 | |
2009年12月17日 | 伊豆半島東方沖 | M5.3 | 5弱 | |
2009年8月13日 | 八丈島東方沖 | M6.5 | 5弱 | |
2009年8月11日 | 駿河湾 | M6.6 | 6弱 | |
2008年9月11日 | 十勝沖 | M7.0 | 5 |
続いて、
震度1以上の3.11前の約1ヶ月間に発生した小規模地震について
どのようであったのか
tenki.jp
過去の地震情報
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/entries?order=&desc=1&max_level=&p=570にて、
571~579を引用して地域ごとに
発生回数の多い地域を抽出して、個人的なメモとして記載しました。
(一部記載漏れ、重複については別途、修正・追加予定)
(まとめ)
巨大地震が発生した三陸沖において3.11前の数日間小地震が群連発していたことが特筆されます。 >>詳しくは
一方、昨今の東日本沿岸のワースト5地域における発生回数は少ない。
今後、小地震の群連発が特定の地域で発生する場合は、巨大地震の予兆のひとつとして、警戒すべき現象かもしれない?と個人的には妄想されます。
加えて、岐阜県飛騨地方で2月27日に小地震が群連発していましたが、
巨大地震との因果関係については?個人的には現状、不詳。>>詳しくは
ちなみに、三陸沖の昨今の発生回数5回であり、3年前と比較して少ないようです。
>>詳しくは
震源地 地震観測回数(・数) 備考
宮城県沖 ・・ 昨今と比べて少ない
茨城県北部 ・・ 昨今と比べて少ない
福島県沖 ・・・・・・ 昨今と比べて少ない
千葉県東方沖 ・・ 昨今と比べて少ない
茨城県沖 ・ 昨今と比べて少ない
三陸沖 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.11前の数日間小地震が群連発
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
岩手県内陸南部 ・
岩手県沖 ・・
岩手県内陸南部 ・・
福島県会津 ・・
福島県浜通り ・・
茨城県北部 ・
茨城県南部 ・・
房総半島南方沖 ・・
伊豆大島近海 ・・
岐阜県美濃 ・・・
岐阜県飛騨地方 ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・ 2月27日に小地震が群連発
熊本県熊本地方 ・・・・・・・
福岡県筑後地方 ・・・
日向灘 ・・・
トカラ列島近海 ・・・・・・・・・
沖縄本島近海 ・・・・・・
宮古島近海 ・・・