藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」   福島県民のこれからの苦労を思う。

2013-05-12 17:08:45 | 社会・経済

001_2孫台風」が去り、今朝は静寂の中で昨日の疲れからか、食欲も無く朝食抜き。

それでも「食料の買出し」に出かけた。 出かける前に奥様に声を掛けたが、お出ましにには、ならないそうだ。

一人出かけると、「業務用スーパー」の扉の前は行列が出来、嫌な予感。 そうか何か特売があるのだなと思ったが、この手の売り出しは、「お一人様一品限り」となっている。 やはり奥様にお出かけ戴ければよかったと思っても後の祭りである。 卵一パック四十円、生鮭片身二百五十八円・・・・・。

人ごみを掻き分け四十分やっと買い物が終わり我が家に帰ってみると、奥様は家の裏から表までお掃除の最中であった。

昨夜は、孫台風の来襲で「獏睡」された奥様であるが、やっと元気が出たらしい。

さてこの写真を見て、如何なるものか理解される方は、広島、長崎の人間である。

「原爆被爆者」に交付された通称「原爆手帳」。 正式名称「被爆者健康手帳」である。 この手帳所持者は、一年に二度の健康診断を無料で受ける事が出来る。 このピンクの表紙の手帳はその中でも、爆心地から3km以内で被爆した人間に交付されたもので、医療費の自己負担分を国庫が負担してくれる。 又、一定の疾病を発症した者には、「健康管理手当」なるすずめの涙ほどの手当が支給される。 又、指定疾病を発症すると、通称「原爆症」として認定され、毎月「医療手当」が支給される。 その額はかなりの金額らしいが調べた事がない。 

何故、今日この写真を記事にしたかと言うと、この手帳に辿り着く為に、広島、長崎の市民が戦ってきた歴史を皆さんに感じていただきたいからである。 この手帳、天から降ってきたのではない。

広島、長崎の市民が裁判に継ぐ裁判で勝ち取ってきたのである。

福島の「被爆者」もこれから大変な戦いを強いられる。 「判決」が降りると、行政がやっと動く。 俗に言う「後追い行政」である。 

国会議員の皆さん、「靖国神社」参拝の時間が有るなら、福島県民を救う手立てを考える時間に使ってください。

ふと今朝思いはじめた。 「靖国神社参拝議員を落選させる会」でもブログで作り、草の根運動でも始めようかなーと。

百六十八名の議員さん、案外私と同じ考えに至った国民が居るかもしれませんよ。

コメント
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