FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

予想通り完全にレンジ相場に突入。

2011-08-31 19:35:03 | 日記
今日の上海は1日中快晴であり、とても過ごしやすい日となりました。 

昨夜、発表された8月9日の米国FOMC議事録について内容を検証してみました。

・資産購入や償還期間延長、超過準備金利の引き下げも協議。
・少数のメンバーは時間軸に加えて実質的緩和策を主張。
・FRBスタッフは潜在成長率を下方修正。
・一部メンバーは追加資産購入が可能と主張。
・少数のメンバーは大幅且つ、より実質的な行動を支持。
・大半のメンバーは経済見通しが対応を正当化する水準まで悪化したと認識。

この内容は既に熟知されたものであり、特別に目新しさは感じません。 次回FOMCまでの間は少し落ち着いて米国経済の健康状態のチェックを実施する心の余裕が生まれているように思われます。 その意味で、週末に控える米8月雇用統計の前座となる今晩のADP全米雇用報告は非常に注目されており、内容次第で今後の金融政策運営に対する期待に変化を促す可能性もあります。

日曜日に投稿させていただいたように、予定通りファンダメンタルズな相場推移に変化してしまいました。 当面は指標をみながら一喜一憂するものの気付いてみればレンジ相場だったと言う結果に収まりそうです。 今晩から3日連続で大きな指標があるので最新の注意は払いたいものです。