FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

中国はドルからユーロへの投資転換が具体化される雰囲気。

2011-08-13 06:00:00 | 日記
中国の金融時報ニュースから

>中国は外貨準備の運用先多様化を加速へ
中国人民銀行傘下の金融時報は、中国は外貨準備の運用先多様化を加速させ、ドル資産ではなくユーロや円への投資を拡大すべき、とする中国工商銀行の関係者の意見を掲載した。

>匿名の「専門家」は「円とユーロへの投資を続ける一方、ドル資産では国債や政府機関債を減らし、株や社債を増やすべきだ」と述べた。 

中国の外貨準備は約3兆2000億ドルと世界最大。およそ3分の2はドル建て資産で運用されており、その大半は国債とみられている。

日本の金融ニュースから

>菅首相の後任を決める民主党代表選挙で野田佳彦財務相が当選した場合、介入主義の強い新政権が発足する可能性は高いと、シティは指摘している。 野田財務相はここ最近の発言で、円高から生じる経済的圧力を緩和する手段として、さらなる介入は有用だとの見方を示しているためだという。

中国の中央テレビ経済番を見ていると、ドルからの逃避の話が持ち上がっていますが、具体的にどのような政策を出してくるのか注意が必要です。 ドルからユーロへの移行が行われれば、ドルは売られユーロは買われることになるのか。 ハイリスクのユーロへの投資はドルと同様に危険と思われるが、長期でハイリターンを狙っているのか? 

一方、野田新首相誕生となるとドル買い介入を本格的にやってくれるのか期待したいところです。