FX寺子屋 by 葛勝老師

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ドル・円相場 戦後最安値、QE3発動か?

2011-08-20 08:06:32 | 日記
ついに戦後最安値を更新し、瞬間でしたが75円台に突入してしまいました。 

時事通信が報じたところによると、19日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場が史上最安値をつけたことを受けて、今月8日開かれた先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁による電話会議で採択された  ”国際金融市場安定に向け協調行動を取る” との声明に基づき、政府・日銀が為替介入に向け海外当局との調整を検討しはじめた模様です。

NYダウも173ドルの大幅続落。 一方、NY金相場は最高値を1874.4ドルをつけて連日のように高値更新中。

来週(22-26日)の東京株式市場は、日経平均株価で週前半に9000円台への戻りを試しても、週後半は弱含む展開となりそうです。 市場関係者が注目するのは、26日にバーナンキFRB議長の講演。 去年の講演ではQE2(量的金融緩和第2弾)導入を示唆した経緯があるだけに、今回の講演でもQE3について言及するのではないかとの見方が強まっている。 東京市場では材料として消化できるのが29日以降となるが、催促相場に歯止めをかけるものとして期待が高い。

アメリカの量的緩和第三段(QE3)を示唆すればずるずると落ち込んでいくのは避けられないが、世界が金融安定化に向けてどれだけ協調体制が組めるかが大きなポイントになると思われます。