FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(8月15日~20日)

2011-08-14 06:00:00 | 日記
今週の為替予想レンジ
>ドル・円     74.50~79.50
>ユーロ・円   107.00~111.00
>ポンド・円   122.00~127.00

先週の反省
ドルの信用格付けの引き下げで戦後最安値に挑戦しましたが、ブレイクすることは出来ませんでした。 ユーロはほぼ予定の数値で推移。 残念なことながらポンドは安値を大きく割り込む結果となりました。

今週のテーマ
米国の株価は2週間で2000ポイント下げ、このまま安定感が取り戻せないようなら金融緩和第三弾(QE3)の期待が強まるなら戦後最安値をつけて75を割る数値になろう。 一方、同時に本邦通貨当局の円高防止に向けた意識も高まることも予想される。

米国株価や米国債利回りにようやく底入れ感が広がる場合にはドル円相場にも一息入って、失地回復モードに転じる可能性もあります。

株価の急落は米国経済の崩落劇が来るべき景気後退の予兆だったのか、米国の政治の乱れに対する過剰反応或いは警告だったのか、来週以降の数週間で明らかになる米国景気の悪化懸念の真贋論争の顛末が、今後のドル円相場の趨勢を決めることになりそうです。

中国からもコメントが出されています。
”中国、外貨準備多元化”  アメリカ国債新規購入を停止する可能性は排除できない。

筆者の投資方法 日本は盆休みに突入していることもあり恒例のことながら一時的にドル安になるのではないかと思われます。 その後日銀の介入も予想され、79-80近くまでもう一度戻す可能性を秘めています。 しかしながら米国の景気後退は誰の目から見ても明白であり、QE3に踏み込まざるを得ない結果になるように思われます。 願わくば75円近くで一度買い玉を持ち、その後の上昇で売り玉にオールインワンしても良いのではないかと思ってきました。 年末まで安値圏で膠着状態となり、72~78の間を上下に振れる展開ではないかと思っています。 QE3が発動されるとなると9月下旬~10月中旬にかけてではないかと考えています。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。