よく晴れた日にタオルや布団を干しておくと、取り込んだときに「お日さまの匂い」がする。あの干草のような?匂いである。日向ぼっこをしていた猫や、お日さまの元で元気よく遊んできた子供でもこの匂いを感じることがある。「いったいこの匂いの正体は何なのだろう?」と布団をとりこむたびに調べようと思いながらすぐ忘れてしまっていた。
今日、ヒマに任せて思い立ってネットで調べてみた。ダニ説などいろいろ言われているようだが、皮脂などの有機物が紫外線によって分解された物質が匂いの元らしい、というのが今のところ一番もっともらしい説のようだ。実際、この仮説に基づいてある化粧品メーカーが「お日さまの匂い」の合成にも成功しているらしい。
確かに洗剤を使ってよく洗って皮脂などの汚れを落としたタオルなどではあまり「お日さまの匂い」はしないが、ちょっと使って洗わずに干したタオルや布団などでは「お日さまの匂い」がつよくする。してみると、「お日さまの匂い」は実は汚れていたことの証明でもあるわけだ。
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