今日、整備地で8本を収穫。今シーズンのマツタケはこれにて終了。
先々週、の10本と合わせて18本の発生でした。ここ数年では久しぶりの好成績。やはり天候の影響が大きい。特に8,9月の降雨と9、10月の気温低下(正確には地温19℃以下)と再高温化の抑制。今シーズンは比較的条件がそろったようでした。
ただ、マツタケにとって条件が良いということは他のキノコにとっても良い条件ということ。困ったことにマツ林でのまつたけの競争相手ケロウジの発生が確認されました。繁殖力が強く、放っておくとマツ林にどんどん広がってマツタケを駆逐してしまいます。
特徴は笠の裏がマツタケのようにヒダ状ではなく、針の集合体のような形状であることです。
今、駆除のために掘り返すとかえって菌糸、胞子を広げてしまう恐れがあるため、発生場所を串でマーキングしておき、冬季の休眠状態に入るところを待って除去作業を行います。うまく除去できればいいのですが、何分マツタケよりずっと繁殖力が強いので油断できません。