道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

先進国の国民

2022年01月18日 | 随想
ある国が先進国か発展途上国か後進国かを別けるものは、GDPでも国民の大学進学率でも、インフラの完成度でもなく、その国の国民が、どの程度政府を醒めた目で見ているかどうか、ということで決まる。先進国の国民は、自分達の政府を心底から信用したりはしない。制度というものには欠陥が必ず付き纏い、自分たちが選んだ議員たちや官僚は清廉潔白とは限らず、時には私利私欲に駆られることがあることを理解しているからだ。制度 . . . 本文を読む
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