今日13日は中秋の名月。月初めから着々と準備を進めてきた。先行手配したのは、無くてはならないススキ。野生のススキは穂を切ると、数時間で穂先がチリチリになって風情を損なうので、今年は鑑賞用のタカノハススキの鉢植えを調えた。だがまだ穂が出ていない。買うとき園芸店の店主に穂が出るかどうか確かめたが、請け合わなかった。多分株の大きさが不十分なのだろう。 お月見は数千年に及ぶ、祖先の自然神信仰の時 . . . 本文を読む
【宇佐神宮の成り立ち】その3 八幡大神の発展1. 八幡大神の上京・盛大な出迎えと大法要平安時代初期の791年に完成した勅撰史書続日本紀(697年〜791年)は、748年以降の記述の中で八幡神の呼称を八幡大神に改めているという。公に神格が高まったことを示すものと言えるだろう。749年、八幡大神は託宣を発して上京し、東大寺大仏を礼拝する。具体的には八幡大神の禰宜尼(ねぎに)大神杜女( . . . 本文を読む