道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

雅号遊び

2018年03月17日 | 人文考察
雅号というものがある。 中国では古くから文人の創作にあたって本名と異なる名称を用いる習慣があった。これが日本に伝わると、風流な名称を名乗って雅号と呼び、江戸期以降文芸や俳句、書画・陶芸の作家たちは作品にこれを標してきた。  現在ではペンネームや筆名が主流となり、小説家などはあまり用いないが、明治大正の文筆家はほとんど雅号を用いた。俳句では俳号と呼んでいる。 また、家元制の邦楽、 . . . 本文を読む
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