憂国のZ旗

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集団的自衛権、きょう2回目の与党協議へ

2014-05-27 08:22:09 | 時評
与党協議の結果がすぐさま集団的自衛権 行使容認に結びつく訳ではないが、
公明党の見解が、これほど衆目を集めた事態は無かったように感じる。

創価学会の声明が、朝日新聞の報道であった事は、愛嬌であろうか。

毎日新聞の記事は、取り立てて、何の奇異感も生じない。
手続きの緩和も、と言う所に、毎日新聞の期待感が滲み出ている。
集団的自衛権 許すまじとの決意か、

現状の変更はやむを得ない事が、理解される。

ただ、防衛に関する議論が、決して国益になる事は無い。
むしろ、手の内をさらけ出した論議に、日本国の現状を憂う次第である。



集団的自衛権、きょう2回目の与党協議へ
TBS系(JNN) 5月27日(火)5時24分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140527-00000004-jnn-pol
 集団的自衛権などをめぐる自民・公明の与党の2回目の協議が27日に行われます。議論を急ぎ今の国会中に集団的自衛権の行使容認に向けた閣議決定にこぎつけたい自民党と慎重な公明党との違いが冒頭から表面化しそうです。

 安全保障の法整備をめぐる2回目の与党協議では、政府側が離島での不法行為への対処や、日本人を輸送しているアメリカ軍の艦船の防護など、現在の法制度では対応できないとする15の事例などをあげ、与党側が検討を始めます。

 協議を前に自民党は26日、武力攻撃に至らない、いわゆる「グレーゾーン事態」の検討を27日の協議で終え、PKOなど「国際協力」の分野の議論にも進みたい考えで一致しました。

 一方、公明党も幹部が協議しましたが、「1つの事例を検討するのに1週間あっても足りない」という声があがるなど、協議の進め方をめぐって冒頭から自民党と公明党の隔たりが表面化しそうです。(27日00:52)
最終更新:5月27日(火)5時24分


<集団的自衛権>米本土核攻撃も政府想定 手続きの緩和も
毎日新聞 5月27日(火)5時45分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140527-00000009-mai-pol

米本土が武力攻撃を受け、日本近海で作戦を行う時の米艦防護
 政府が27日、自民、公明両党の「安全保障法制の整備に関する与党協議会」に提示する15事例で、集団的自衛権の行使に関し、北朝鮮が核ミサイルで米国 本土を攻撃する事態を想定していることが分かった。攻撃後、米政府の要請を受け、日本近海で米軍の補給艦など非戦闘艦を自衛隊が防護する必要性の検討を求 めている。議論のたたき台となる15事例はいずれも詳細なシナリオになっており、具体的な議論を促す狙いがあるとみられる。

【グレーゾーン】首相判断で自衛隊出動…政府検討

  与党協議会に示されるのは、(1)武力攻撃に至らない「グレーゾーン事態」の3事例(2)国連平和維持活動(PKO)での武器使用や国連加盟国が一致して 制裁を加える集団安全保障措置への支援など「国際協力」に関する4事例(3)現行憲法解釈で行使できないとされる「集団的自衛権」に関する8事例--の3 分野計15事例。

 このうち、名指しは避けているものの北朝鮮の弾道ミサイル攻撃への備えに関する例として4事例を提示。北朝鮮にミサイル発射の兆候があるものの、武力行 使に踏み切っていない段階(グレーゾーン事態)では、自衛隊の装備などを守るための自衛隊法の規定「武器等防護」を適用し、米艦を防護する可能性を示唆し た。

 武力行使発生後は、北朝鮮が米領グアムやハワイ州に弾道ミサイルを発射した場合、日本の上空を通過するため、集団的自衛権を行使し、迎撃するよう求めている。

 さらに、米本土が攻撃された場合の非戦闘艦防護に加え、日本近海でミサイル防衛のため警戒にあたる米イージス艦の防護を集団的自衛権を行使し自衛隊が行うべきだと指摘している。

 政府は27日の協議会で、グレーゾーン事態と国際協力を中心に説明する予定。グレーゾーン事態では、離島に武装集団が上陸した場合を例示。警察や海上保 安庁より、自衛隊が現場近くにいる場合を想定し、迅速な出動のため、手続きの緩和を求めている。また、公海上で襲われた民間船舶の近くに訓練などで自衛隊 がいた場合、現行法では速やかに対処ができないとして、見直しの必要性を指摘した。

 国際協力では、国連PKOに参加して負傷した非政府組織(NGO)職員らの搬送に向かう途中、自衛隊の車両の通行を妨害されても、妨害行為を阻止するための武器の使用が認められていないことの見直しを求めている。

 政府は当初、グレーゾーン事態として、他国の潜水艦が潜没したまま日本の領海から退去しない事態への対処の例示も検討した。だが、公明党から反発が出る可能性があり、事例には含めず「参考」として示すことになった。【木下訓明】


大切なことを忘れない秘訣

2014-05-27 08:15:23 | 時評
日本人として記憶しておくべき事、と言う検索をすると割と現代的な時事的な論文に当たり、
ネットの可動性に思い当たりました。

頭の悪さは、親譲り、と笑う訳にも行かず、論文を参照する次第です。
中には、英語の学習法なども出てきて、日本人の思考内容を垣間見る印象があります。





http://www.dreamgate.gr.jp/knowhow/fastnavi/id=44
大切なことを忘れない秘訣
出題・解説: 羽根 拓也(アクティブラーニングスクール代表)
http://www.als.co.jp/
す ばらしい起業家の話を聞けば、みなすばらしい起業家になれるだろうか?なれる人となれない人がいる。大成功したビジネスモデルの手法が書かれた本を読め ば、だれもが同じように大儲けができるであろうか?できる人とできない人がいる。違いは「吸収する力」の違いにある。前回、自己成長力の必要性についてお 話した。今回は、さらに話を進めて、自己成長するために、学んだことをいかに「定着」させるかについて話を進めてみたい。

「あ、 しまった!」、大切な約束を忘れていたことに気づき、大慌てした経験がないだろうか?注意するようにと言われていたのに、うっかりそのことを忘れてしま い、またしても同じ間違いをしてしまい、周囲に迷惑をかけてしまった。そんな経験も、だれも一度や二度はあるに違いない。

我々は忘れる動 物である。なぜ忘れるのか?しかも困ったことに、「覚えておくべきこと」を忘れてしまう。これはある意味、「悲劇」であると同時に、「喜劇」でもある。覚 えておくべきだということがわかっているのに、覚えておくことができないのだから、こんなばかげたことはない。

「なんでこんなに忘れてし まうんでしょう?頭が悪いからでしょうね。」こうやって嘆く人を何人も調べてみた。様々な人を研究してわかったことは、本当に頭が悪いと言える人、少なく とも、本人が嘆いているほど悪い人はほとんどいない。むしろ、悪いと言っている人でも、実際はかなりいいと思える場合が多い。

問題は、「記憶能力」ではなく、「記憶の方法」なのだ。悪いのは「頭」ではない。「頭」の使い方がわかっていないのだ。多くの人がこのことに気づいていない。

ま ず理解しなければならないのは、覚えるべきものごとの「大切さ」の度合いと、それが頭の中に「定着」する度合いは一致しないということだ。大切だからと いって覚えておけるわけではない。ただなんとなく覚えようとしても頭に情報が残るわけではない。しかし、逆もしかりだ。大切でないことでも、きちんと覚え るべき手順をふむと情報は記憶される。

どういう時に覚えられるのか?好きなものなら覚えられる、インパクトの強いことは覚えている、など など。アクティブラーニングでは、これらの様々な要因を並べ、それらをグループ化し、最後に何が残るのかを考えてみた。そうしてわかったことは、結局、記 憶を発生させているものは、「印象」の強さなのだということに気が付いた。

情報を受け取る時、強い「印象」が発生すれば、我々の頭は記憶を開始する。例えば、今日電車の中でどんな人に出会っただろう?はっきりと覚えている人がいるだろうか?

もしいると言う人は、何がしか「印象」の強いタイプの人に出会っているはずだ。例えば、身長が飛びぬけて高い人、変わっためがねをかけた人、あるいはものすごく好きなタイプの異性など。印象が強まる要素があれば、脳は記憶を開始する。

特 にこれといって覚えている人はいないという人は、出会った人が、それほど印象の強くない、いわゆる普通の人であったはずだ。普通のおじさん、普通の学生、 普通の子供、印象が発生しない情報が頭の中に入ってくれば、我々の脳は記憶を開始しない。そういった情報は、右から左へ消えていく。頭の中にその情報を残 しておく意味がないと判断するからだ。

ということは、何がしかのことをきちんと頭の中に残しておきたいのなら、「覚えよう」と思うことが大切なのではなく、「印象」が発生するような受け取り方をすることが大切だといえる。

す ばらしい起業家の話をドリームゲートのメルマガで読んだ。この言葉を覚えておこうと思った。しかし「覚えておこう」と思っても記憶は発生しない。必要なの は、「印象」なのだ。覚えておきたいと思ったら、どうすれば強い印象が発生するかを考える習慣をもってほしい。例えば、声に出して読んでみる。紙に書いて 張り出してみる。物理的な行動を伴わせる方が印象に残る。「わざわざ」やるということが、一つのカギになる。

本気で印象を強めたいのであ れば、その起業家に会いに行くのはどうだろう?有名な起業家の話を直接聞くことができれば、印象の強さは相当なものになるはずだ。有名な起業家であればそ う簡単には会ってくれないだろう。しかし、本気でその言葉を心の中に刻み込みたいのなら、会ってくれる方法を考え、粘る必要がある。

断ら れても断られても諦めずに粘りつづけ、やっと6回目に、日本マクドナルドを作り上げた藤田氏に会うことができた高校生がいる。「やるんだったらコンピュー ターをやりなさい。」藤田氏にもらったその言葉をしっかりと心の中に刻み込みこんだその高校生が、将来、ソフトバンクを作った孫正義氏であるという話しは あまりにも有名だ。

大切なことをしっかりと心の中に刻みこみたいのなら、「印象」を強める受け取り方を心がけることが重要だ。なんとなく頭の中に入ってきたものは、原理原則どおり、右から左へと消えていく。今日1日で、あなたの心の中に、何が刻み込まれただろうか?

 

 【羽根 拓也 プロフィール】
日 本で塾・予備校の講師を勤めた後、1991年渡米。ペンシルバ大学、ハーバード大学等で語学専任講師として活躍。独自の教授法はアメリカでも高い評価を受 け、94年、ハーバード大学より優秀指導賞(Certificate of Distinction in Teaching)受賞。「知識を与える教育」から、「自己成長力を向上させる教育」こそが、世界に求められていると考え、97年に東京に「アクティブ ラーニングスクール」を開校。これまで日本にはなかった「自己成長力」を育成する教育機関として各界より高い評価を得ている。独自の教育理論えおその指導 方法に、有名企業、政府関係機関、教育機関などより指導依頼が絶えない。