社会断想

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「すごいベンチャー100」を読んで  ユニコーン企業への期待(東洋経済8月22日号)

2020年08月24日 10時31分18秒 | AIを巡るさまざまな情報をピックアップ

「すごいベンチャー100」を読んで

 

週刊誌東洋経済8月22日号に「すごいベンチャー100」と題する特集記事が掲載されている。同社編集部の調査で将来「ユニコーン企業」になる可能性を持つ100社の企業(大半が起業10年未満ないし2020年起業)である。いわゆるスタートアップまたはベンチャー企業といわれるものである。

その100社から本BlogのテーマであるAI,DX(ディジタル・トランスフォーメーション)

関連を30余社取り上げ概観してみた。

そして、どうにも気になる点が2点あった。余計な心配か感覚が古いよと言われるかもしれないが・・・

一つは企業のネーミングである。

さらに一つはVenture Capital ないし類似の資金供給先からの資金調達額がその企業の現状または事業内容、開発テーマにふさわしくないと思われるほどに大きいと思われることである。一言でいえば「今はまだこんなに金は要らねーだろう」ということである。

  • まずネーミングについて:

洒落すぎている。企業の実体、目指すものが分からない。確かに現在の大企業にもその社名から会社の事業内容がズバリとは分からぬこともある。しかしスタートアップ、ベンチャー企業ならばこそ「名は体を現す」と言う常道を心掛けるべきと考えるのだが。

  • 資金調達:

金はあるに越したことはない。しかし当面余った金を持つことは危険なことでもある。

貧乏人が急に大金を持った時の落とし穴は世間にざらにある話である。

ベンチャー企業には「必要な時に、必要なだけ、しかも迅速に」の資金調達が健全な成長(経営者、従業員を含めて)を促すと思っている。