最近とみに多くなったのがAIにまつわる合従連衡的な記事である。
競合相手であっても相手の技術が必要なら、その技術に限り手を結ぶ、または大学をはじめ研究機関を積極的に利用する機運傾向が顕著に現れてきたようだ。
従来の自前主義はもはや進歩の激しいIT、特にAI,IOTの流れに乗れないということのようだ。
2018年1月22日号は1月21日に掲載された日本経済新聞、日刊工業新聞、読売新聞、朝日新聞各紙からピックアップしたものである。
①三井物産 VB未来シェアーと提携 相乗りタクシー AIが最短ルート決定
②シチズン スマートウオッチでVBヴェルト(東京・渋谷区)と提携
③九大・パナソニック AI活用で「におい」判別
④慶大など 車エンジンの熱効率向上 競合企業が基礎研究で連携
⑤早稲田大 データサイエンス拠点 人材育成産学官一体となって
⑥官民挙げてVB支援活発化
⑦理研 新興企業に対する支援、企業に対する共同大型研究の新会社設立