てくてく歩く ぷくぷく笑う 

自分の歩幅で、自分の速さで歩いていこう。今日はどんな日、明日はどんな日。毎日てくてく、こつこつと。

ワタシが「じぇじぇじぇ!」にはまる訳

2013年05月05日 06時59分13秒 | 仕事

今、NHKの朝ドラで「あまちゃん」を放送しています。

「ああああ!ありそう!」な笑いのネタがこ気味良いです。

 いつもの事ながら、ついつい見てしまうのですが、あの「じぇじぇじぇ」が信じられない方言です。

 そして、何か気にいった。

 

 あの 潜りのお話しに 私としては非常に懐かしさを感じます。

 だって 宮崎市にいる頃 モグリの潜りだったもーん。

 潜りを始めたきっかけは、宮崎の海 の番組を作る時、水中カメラマンに撮ってほしい所を説明とか指示とかするには、やはり私が潜らないといけなくなり、当時金槌だった私は すぐに潜れた・・・訳ではなかったなあ。

 クラゲとか トゲトゲとか 毒魚とか怖かったので、ダイビングスーツを着るわけで、そしたらどうしても浮いてしまうのです。腰に重りをつけるのですが、その重りの数をみんなで見比べるのが 女性一人!としては恥ずかしく、また、気楽に脱ぎ着ができないのも邪魔くさく、シュノーケルの先っちょにコンビニの袋が張りついて息ができなくなってパニックになり恐ろしく。

 が 海の中を初めて見た感動は まるで宇宙に行ったような(行ったことないですが)カルチャーショックを通り越すショック。DNAが震えたような感動でした。

    海の中から見る 海面の裏側。そして、変わったガラスのような海面の裏側のむこうに見える空・外界は、それは まるで 宇宙でした。

  海の中の音とか 魚が貝を食べる音とか 磯場から釣り糸を垂れる人を見かけたら、「そこには魚はおらんぞ」と 妙な優越感を感じたり。

 それからしばらくは、釣りをする前には まず潜って 海底の様子を調べてから釣りをするようになりました。岩場の様子とか、いる魚の種類とか、潮の流れとか。浮きも安くはないですから。

 そんな頃を思い出すのです。

 モグリの潜りになって、仕事以外でも潜るようになり、いろんな友達もできました。

  この世の物とは思えないような 美しい風景にもたくさん出会うことができました。

  「あまちゃん」では、ウニばかりですが、それでも 一生懸命に潜る姿に 年齢という時間の底に沈みかけている心から ポコ ポコ と 泡が出るような気がします。

 

  それにしても、芸人さんって 基本的に演技がうまいんだなあ。