無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

二十日大根の種蒔き(自然農)

2009-03-06 10:39:19 | 自然菜園の技術 基本
本日

昨日から旧暦の「啓蟄(けいちつ)」巣籠もりの虫戸を開くである。
つまり、眠っていた虫たちが、春雷によって目覚め動き始める季節です。

いよいよ、寒い安曇野でも虫たちが温かい日中のみ動き始めています。
まだ、春雨多く、べちょべちょなので、種まきにはなりませんが、
ぼちぼちハウス内で育苗する季節がやってきました。

今日は、先日のイベント「東京で種をまく」の際に行った、
種の蒔き方を紹介します。

種には、いくつかの蒔き方があります。
①すじまき…15cm位でしょうか、狭い幅に種が2~3cmくらいの間隔で蒔く。
密植して蒔いた方が、育ちの良いもの、ニンジン・葉ものなどにお薦め。


②点まき…お椀の大きさくらいの範囲に、5~10粒の種を、点々と蒔く。
ダイコンやハクサイ、豆類など大きく育つので、一定の距離(株間)をとって
蒔くやり方。


③ばらまき…畝(うね)野菜のためのベット前面に、種を2~3cm間隔で、
蒔くもの。すじまきを広範囲に広げたもの。
レタス・キャベツなど苗を育てるときにばらまきをし、
大きくなってきたら、移植するのに適する。


頻繁に畑に通える人は、ちょっと多めに蒔くと、
生長過程で間引く、小さな葉もの野菜はカイワレやベビーリーフとしてどんどん
食べることができます。ですから、①③がお奨めです。

一週間に一度通える人は、②の点まきがお薦め。

10日に一度通えるかという方は、
④「捨てづくり」をお薦めします。

はじめから、種を蒔いて、間引かずにそのままでも育ち、
通った日に、野菜たちが込み合っていたら、
収穫し、株間を広げてあげる。手間いらずな蒔き方です。

野菜によっても蒔き方は違いますが。
一すじに、一粒ずつ3~5cm間隔に蒔いていく方法です。

今回二十日大根は、3cmずつに蒔きました。
小松菜・ニンジン・ゴボウでしたらも同様に蒔けます。

ちょっと大きく育つ、大根・ターサイ・カブなどでしたら
5cmくらいです。

栽培に慣れてきたら、自分に合った蒔き方を見つけてみましょう。


コメント (8)
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